特許
J-GLOBAL ID:200903000084795947

原子炉格納容器冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-086195
公開番号(公開出願番号):特開平7-294680
出願日: 1994年04月25日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】原子炉の苛酷事故時、原子炉格納容器内の圧力及び温度を効率良く減少させ、かつ原子炉格納容器の長期的な冷却を可能にする。【構成】静的格納容器冷却装置8の蒸気供給配管12と原子炉格納容器フィルタベント装置16の垂直ベント管20とを連通する水平状連通配管24を設け、水平状連通配管24には逆止弁25を設け、また、蒸気供給配管12における蒸気供給配管12と水平状連通配管24との接続点よりも原子炉圧力容器2側に蒸気供給制御弁15を、垂直ベント管20における垂直ベント管20と水平状連通配管24との接続点よりも排気塔18側に排気塔蒸気排出制御弁21を、それぞれ設けている。
請求項(抜粋):
原子炉の過酷事故時に原子炉格納容器内に漏出した放射性物質を含むガスをフィルタを通すことによって放射性物質の濃度をできるだけ低下させて大気中に排出する原子炉格納容器フィルタベント装置と、前記原子炉の内部で発生した蒸気を非常用復水器を通すことによって冷却し凝縮させて前記原子炉の内部を減圧する静的格納容器冷却装置とを有する原子炉格納容器冷却装置において、前記原子炉格納容器フィルタベント装置におけるフィルタ部の排気塔側配管と前記静的格納容器冷却装置の蒸気入口側配管とを連通する水平状配管、前記水平状配管に付設した逆止弁、前記蒸気入口側配管における前記蒸気入口側配管と前記水平状配管との接続部よりも前記原子炉格納容器の側に設けた圧力容器蒸気排出弁、及び前記排気塔側配管における前記排気塔側配管と前記水平状配管との接続部よりも排気塔の側に設けた排気塔蒸気排出弁を有することを特徴とする原子炉格納容器冷却装置。
IPC (2件):
G21C 9/004 ,  G21C 15/18

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