特許
J-GLOBAL ID:200903000091685774

嫌気性水処理装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-212149
公開番号(公開出願番号):特開平5-050088
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】本発明は、リアクタ系内に空気が侵入した際に直ぐに対処し、リアクタ系内の嫌気状態を保ち、菌体活性を低下させることなく良好な水処理状態を維持する嫌気性水処理装置の制御装置を提供することにある。【構成】本発明の嫌気性水処理装置の制御装置は、嫌気性細菌を内部に保持し,導入された廃水を浄化するリアクタと、前記リアクタ上部からオーバーフローする処理水を貯留する処理水槽と、処理水の一部を前記リアクタ最下部に送液する循環ポンプと、発酵ガスホルダーの気相部に一端を開口し,他端を前記リアクタ液相部に開口して設けられた発酵ガス導入管路と、前記発酵ガス導入管路上に配設されたガス導入用のブロワと、前記リアクタ液相部における酸化還元電位を測定する測定器と、前記測定器からの測定信号が設定値より大で,かつその微分値が正であるとき前記ブロワを駆動する制御装置とから構成されているので、前記リアクタ系内の酸化還元電位を一定に制御することができ、これにより菌体活性を維持し、良好でかつ安定した水処理を図ることができる。
請求項(抜粋):
嫌気性細菌を内部に保持し,導入された廃水を浄化するリアクタと、前記リアクタ上部からオーバーフローする処理水を貯留する処理水槽と、処理水の一部を前記リアクタ最下部に送液する循環ポンプと、発酵ガスホルダーの気相部に一端を開口し,他端を前記リアクタ液相部に開口して設けられた発酵ガス導入管路と、前記発酵ガス導入管路上に配設されたガス導入用のブロワと、少くとも前記リアクタ液相部における酸化還元電位を測定する測定器と、前記測定器からの測定信号が設定値より大で,かつその微分値が正であるとき前記ブロワを駆動しする制御装置とから構成されていることを特徴とする嫌気性水処理装置の制御装置。

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