特許
J-GLOBAL ID:200903000100585915

エックス線記憶蛍光プレート用のカセット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182080
公開番号(公開出願番号):特開平5-188508
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】 特殊な装置を必要とせずに写真要素を着脱できる簡単な構造のコンピュータ放射線写真撮影用のカセットを提供する。【構成】 カセット20は、入れ子式に組合わされてカセットを形成する上方部分22及び下方部分24を備える。上方部分は矩形のパネルと、該パネルの3つの側縁部の周囲に伸長する縁部壁32、34、36とを有する。下方部分24は、写真要素が恒久的に固定される矩形のパネルを備える。下方部分24の矩形のパネルの1つの側縁部だけに縁部壁60が取り付けられる。縁部壁60は、両部分22、24が組み立てられた時に、上方部分の縁部壁32、34の間に伸長する。ラッチ機構が両部分を組み立てた状態に保持するが、このラッチ機構はアクチュエータにより容易に解放可能である。従って、写真要素を下方部分24と共にコンピュータ放射線写真リーダに容易に供給することができる。
請求項(抜粋):
記憶蛍光プレート等の写真要素(56)用のカセット(20)において、該カセット(20)が、矩形のパネル(26)、及び該パネルの3つの側縁部の周囲に伸長する縁部壁(32、34、36)を有し、各々の縁部壁が互いに向かい合う突出部(44)を有している、第1のカセット部分(22)と、矩形のパネル(50)を有する第2のカセット部分(24)であって、前記写真要素(56)が該第2のカセット部分(24)の前記パネル(50)に恒久的に固定されており、第2のカセット部分24の前記パネル(50)は前記第1のカセット部分(22)の前記突出部上で摺動可能であり、これにより該第2の部分(24)を前記第1の部分に対して出し入れ可能にするようになされた、前記第2のカセット部分と、前記第1及び第2の部分(22、24)に支持され、これら両部分(22、24)を組合わされた関係に掛止し、また、前記第2の部分(24)を前記第1の部分(22)から取り外すことができるように前記両部分(22、24)を解放する手段とを備えることを特徴とする、前記カセット。

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