特許
J-GLOBAL ID:200903000101840587

熱間圧延材のデスケーリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-359152
公開番号(公開出願番号):特開2000-176533
出願日: 1998年12月17日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 良好なデスケーリング能力を有し、かつ消費電力量を減少させるために、熱間圧延材、即ち、圧延前のスラブ、及び圧延中の圧延材のスケールを一列のヘッダーで効率よく剥離する。【解決手段】 熱間圧延材4の表面に高圧水を噴射させるデスケーリングノズル1、1a、1bを圧延材幅方向に等間隔のピッチPtをもって複数配列し、熱間圧延材4のスケールを剥離するデスケーリング方法において、デスケーリングノズル1、1a、1bからの高圧水が熱間圧延材4の表面に衝突する際に、高圧水が圧延材幅方向に間隔L2 を有して衝突するように、デスケーリングノズル1、1a、1bをCn×P×Q×D2 ×sin2(θ/2+β)/(L12×L2 )≧100〔N〕の式を満足するように配列する。但し、L1 =2×H×tan(θ/2) /cos α、L2 =Pt -L1 ×cos βである。
請求項(抜粋):
熱間圧延材の表面に高圧水を噴射させるデスケーリングノズルを圧延材幅方向に等間隔のピッチをもって複数配列し、前記熱間圧延材のスケールを剥離するデスケーリング方法において、前記デスケーリングノズルからの高圧水が前記熱間圧延材の表面に衝突する際に、該高圧水が圧延材幅方向に間隔を有して衝突するように、前記デスケーリングノズルを下記(1)式を満足するように配列することを特徴とする熱間圧延材のデスケーリング方法。Cn×P×Q×D2 ×sin2(θ/2+β)/(L12×L2 )≧100〔N〕・・・・(1) 但し、L1 =2×H×tan(θ/2) /cos α ・・・・・(2)L2 =Pt -L1 ×cos β ・・・・・(3)である。ここで、Cn:ノズル損失係数、P:ヘッダー背圧(kgf/cm2) 、Q:ノズル流量( L/min) 、D:ノズルオリフィス径(mm)、θ:スプレー拡がり角(deg) 、β:ノズル捻り角(deg) 、H:ノズル高さ(mm)、α:ノズル迎え角(deg) 、L1 :噴射領域幅(mm)、L2 :非オーバーラップ幅(mm)、Pt :ノズルピッチ(mm)。
IPC (2件):
B21B 45/08 ,  C23G 3/00
FI (2件):
B21B 45/08 B ,  C23G 3/00 A
Fターム (5件):
4K053QA01 ,  4K053SA05 ,  4K053TA02 ,  4K053XA22 ,  4K053YA04

前のページに戻る