特許
J-GLOBAL ID:200903000103321951

鉄筋の継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 三夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307488
公開番号(公開出願番号):特開平10-131303
出願日: 1996年11月05日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 強力で安価かつ作業性に秀れた異形鉄筋の継手構造を提供する。【解決手段】 異形鉄筋1,2の各先端部に予め継手用スリーブ3,4を固着しておき、どちらかのスリーブに予め接続ボルト5をねじ込んでおく。施工現場で一方の鉄筋1を固定した後、他方の鉄筋2のスリーブを位置合わせし、この鉄筋を回転させることにより、ボルトを介して両鉄筋を突き合わせ連結する。スリーブ3,4は、外周を六角形に、内径を円形に形成してなる管状素材を所定長に切断し、一端から所定長範囲にめねじ部3a,4aを設け、他端の穴部に鉄筋の先端を挿着して、プレス装置で、六角の角部を押し潰すことにより圧着してある。角部が内周面で大きく変形して強い圧着力が得られる。また、めねじ部の径が大きくなるため、接続ボルトの径を太くできるので高級材とすることを要せず結合力の大きい継手構造が得られる。
請求項(抜粋):
突き合わせ連結しようとする異形鉄筋の各先端部にそれぞれ接続用スリーブを固着し、これらの各スリーブの先端から所定長範囲に設けられためねじ部に接続ボルトをねじ込んで上記鉄筋同士を連結してなる鉄筋の継手構造において、上記スリーブは、外周を多角形に形成するとともに内周を円形に形成してなる管状素材を所定長に切断し、その一端部から所定長範囲にめねじ部を設けてスリーブ部材とし、このスリーブ部材のめねじ部が設けてない範囲に上記異形鉄筋の先端部を挿着し、上記異形鉄筋が挿着してある範囲の上記多角形の角部を半径方向に圧縮変形させることによって圧着の強弱を有する状態に該異形鉄筋の外周に圧着してあることを特徴とする異形鉄筋の継手構造。
IPC (3件):
E04B 1/58 503 ,  E04C 5/16 ,  E04G 21/12 105
FI (3件):
E04B 1/58 503 E ,  E04C 5/16 ,  E04G 21/12 105 E
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭56-077458

前のページに戻る