特許
J-GLOBAL ID:200903000105396932

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-161808
公開番号(公開出願番号):特開平5-333496
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】シアン色素の発色性が良好であり、かつ色再現性に優れ、連続した迅速処理に対する安定性に優れたハロゲン化銀カラー感光材料を提供する。【構成】支持体上のハロゲン化銀乳剤層中にピロロアゾール系シアンカプラーを含有し、かつその乳剤層または隣接層にテトラザインデン化合物を含有するハロゲン化銀写真感光材料。
請求項(抜粋):
支持体上に、少なくとも一層の、シアン色素形成カプラーを含有するハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層が、下記一般式(Ia)で表わされるシアン色素形成カプラーの少なくとも一種を含有し、該ハロゲン化銀乳剤層及び/またはその隣接層に一般式(Xa)または(Xb)で表わされるテトラザインデン化合物の少なくとも1種を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。一般式(Ia)【化1】(一般式(Ia)中、Zaは、-NH-又は-CH(R3)-を表わし、Zb及びZcは、それぞれ-C(R4)=又は-N=を表わす。R1 、R2 及びR3 は、それぞれハメットの置換基定数σp 値が0.20以上の電子吸引基を表わす。ただし、R1 とR2 のσp 値の和は0.65以上である。R4 は、水素原子又は置換基を表わす。ただし、式中に2つのR4 が存在する場合には、それらは同じであっても良いし、異なっていても良い。Xは、水素原子または芳香族第一級アミンカラー現像主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱する基を表わす。)【化2】(式中、R5 、R6 、R7 およびR8 は、同じでも異なっても良く、それぞれ水素原子、アルキル基、アリール基、もしくはアミノ基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アルキルチオ基、カルバモイル基、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基または、ヘテロ環残基を表わし、R5 とR6 またはR6 とR7 とが一緒に5員または6員環を形成しても良い。ただし、R5 とR7 のうち、少なくとも一つは、-YMで表わされる官能基を表わす。ただし、Yは酸素原子または硫黄原子を表わし、Mは水素原子、アルカリ金属原子、またはY残基とアンモニウム塩を形成する原子団を表わす。R5 、R6 、R7 またはR8 が二価の基になり、二量体以上の多量体を形成したり、高分子鎖と結合して単重合体や共重合体を形成しても良い。)
IPC (2件):
G03C 7/38 ,  G03C 1/34

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