特許
J-GLOBAL ID:200903000107437601

新規な二芳香族プロピニル化合物、それを含む製薬用及び化粧品用組成物、及びその用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-311013
公開番号(公開出願番号):特開平8-119895
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 一般式(I)〔具体的には、例えば4-[3-オキソ-3-(5,6,7,8-テトラヒドロ-5,5,8,8-テトラメチル-2-ナフチル)-1-プロピニル]安息香酸メチル〕で表されるプロピニル構造を有する新規な二芳香族化合物。この化合物の少なくとも1種を含む医薬品用または化粧品用組成物。【効果】 角化疾患を伴う皮膚科的、眼科的病状の改善などに有効であり、化粧品は、皮膚及び髪の毛の手入れなどに有効である。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で表わされることを特徴とする二芳香族プロピニル化合物。【化1】式中Arは、下記式(a)から(e)までから選ばれたラジカルを表し、R5及びR6は、後述する意味を有する。【化2】【化3】【化4】【化5】【化6】R1は、(i)水素原子、(ii)-CH3ラジカル、(iii)-CH2-O-R6ラジカル、(iv)-O-R6ラジカル、(v)-CO-R7ラジカル、(vi)-S(O)tR9ラジカルを表し、R6、R7、R9及びtは、後述する意味を有する。Xは、下記式のラジカルを表し、R10及びR11は後述する意味を有する。【化7】R2及びR3は、水素原子、直鎖または分岐した1から20の炭素原子を有するアルキルラジカル、-OR6ラジカルまたは-SR6ラジカルを表し、R6は後述する意味を有する。また、R2及びR3は、共同して、隣接する芳香族環とともに5-員環または6-員環を形成することができ、それは任意にメチル基で置換され及び/または任意に酸素または硫黄原子で中断されていてもよいと解される。R4は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキルラジカルまたは-OR6ラジカルを表し、R6は後述する意味を有する。さらに、前記すべてにおいて、以下のように解される。R5は、R4と同様の意味を有し、R4とR5とは同一もしくは異なっている。R6は、水素原子、低級アルキルラジカル、または-CO-R9ラジカルを表す。R9は後述する意味を有し、一のR6は、他の各R6と同一または異なっている。R7は、(a)水素原子、(b)低級アルキルラジカル、(c)下式のラジカル【化8】または(d)-OR8ラジカルを表し、R’及びR’’は、後述する意味を有し、R8は後述する意味を有する。R8は、水素原子、直鎖または分岐した1から20の炭素原子を有するアルキルラジカル、アルケニルラジカル、モノまたはポリヒドロキシラジカル、任意に置換されたアリールまたはアラルキルラジカル、または糖残基またはアミノ酸もしくはペプチド残基を表す。R9は、低級アルキルラジカルを表す。R10は、水素原子、低級アルキルラジカルを表す。R11は、-OR6ラジカルを表す。R’及びR’’は、同一または異なっていて、水素原子、低級アルキルラジカル、モノまたはポリヒドロキシアルキルラジカル、任意に置換されたアリールラジカル、またはアミノ酸またはペプチドまたは糖残基を表し、さもなくば、共同してヘテロ環を形成する。tは、0、1または2に等しい整数であり、上記ラジカルR10及びR11は、共同して、化学式=Oで示される単一のオキソラジカル、並びにそれらの塩、及び光学及び幾何学異性体を形成することができる。
IPC (26件):
C07C 39/205 ,  A61K 7/00 ,  A61K 31/015 ADA ,  A61K 31/075 ABL ,  A61K 31/085 ,  A61K 31/12 ,  A61K 31/34 ,  A61K 31/38 ,  A61K 31/40 ,  C07C 39/21 ,  C07C 43/164 ,  C07C 43/20 ,  C07C 49/784 ,  C07C 65/105 ,  C07C 65/34 ,  C07C 69/78 ,  C07C 69/84 ,  C07C 69/94 ,  C07C317/14 ,  C07C317/24 ,  C07C321/24 ,  C07D207/34 ,  C07D333/06 ,  C07D333/16 ,  C07D333/18 ,  C07D335/06

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