特許
J-GLOBAL ID:200903000110311856

光学活性α-ヒドロキシケタール化合物の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-176218
公開番号(公開出願番号):特開平10-017518
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 エノールエーテル化合物より光学活性α-ヒドロキシケタール化合物を製造する。【解決手段】 一般式1〔R5はC1〜C6アルキル基、R6、R7はC1〜C6アルキル基、フェニル基であり、R6とR7は結合してC4〜C8の環を形成してもよい。〕のエノールエーテル化合物を、一般式2〔R1〜R4は水素、C1〜C4アルキル基、フェニル基であり、いずれか2つが一緒にC4〜C8の環を形成してもよい。Rは水素、C1〜C4アルキル基、フェニル基、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、置換シリル基、X-は陰イオン対、Yは水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基であり、ビナフチル基はラセミ体でも光学活性体でもよい。〕の光学活性マンガン錯体触媒の存在下、酸化する一般式3〔R8はC1〜C6アルキル基、*炭素の絶対配位はRS、R5〜R7は前記に同じ。〕の光学活性α-ヒドロキシケタール化合物の製造法。
請求項(抜粋):
式(1)【化1】〔式中、R5は、C1〜C6アルキル基を意味し、R6及びR7は、独立に置換されていてもよいC1〜C6アルキル基(該置換基は、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、フェニル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基を意味する。)、置換されていてもよいフェニル基(該置換基は、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、フェニル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基を意味する。)を意味し、R6とR7は結合してC4〜C8の環を形成していてもよい。〕で表わされるエノールエーテル化合物を、式(2)【化2】〔式中、R1、R2、R3及びR4は、独立に水素原子、置換されていてもよいC1〜C4アルキル基(該置換基は、C1〜C4アルキル基、ハロゲン原子を意味する。)、置換されていてもよいフェニル基(該置換基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基を意味する。)を意味し、いずれか2つが一緒になってC4〜C8の環を形成してもよい。Rは、水素原子、置換されていてもよいC1〜C4アルキル基(該置換基は、C1〜C4アルキル基、ハロゲン原子を意味する。)、置換されていてもよいフェニル基(該置換基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基を意味する。)、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、又は置換シリル基を意味し、X-は塩を形成しうる陰イオン対を意味し、Yは水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、ニトロ基又はシアノ基を意味し、ビナフチル基は、ラセミ体でも光学活性体でもよい。〕で表わされる光学活性マンガン錯体触媒の存在下、酸化することを特徴とする式(3)【化3】〔式中、R8は、C1〜C6アルキル基を意味し、*で示される炭素原子の絶対配位はRSを意味し、R5、R6及びR7は、前記に同じ。〕で表わされる光学活性α-ヒドロキシケタール化合物の製造法。
IPC (6件):
C07C 43/315 ,  B01J 31/22 ,  C07B 53/00 ,  C07C 41/54 ,  C07B 61/00 300 ,  C07M 7:00
FI (5件):
C07C 43/315 ,  B01J 31/22 Z ,  C07B 53/00 B ,  C07C 41/54 ,  C07B 61/00 300
引用文献:
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