特許
J-GLOBAL ID:200903000111405978

銅電解液の浄液方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-101860
公開番号(公開出願番号):特開平11-286797
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 高純度電気銅を製造する銅電解精製において、電解液2分割法の利点を生かし、ニッケルを硫酸ニッケル及び硫化ニッケルとして、砒素、アンチモンおよびビスマス等の不純物を硫化物として分離・回収する方法の提供。【解決手段】 銅電解液の浄液方法において、抜き出した銅電解液に硫化水素ガスを接触させて、銅電解液中の銅、砒素、アンチモン及びビスマスを硫化物として分離除去し、該硫化物を分離除去した銅電解液濾液を2分割し、一方を循環銅電解液に戻し、もう一方の銅電解液を加熱濃縮し、次いで冷却してニッケル分の一部を硫酸ニッケルとして除去し、硫酸ニッケルを除去した銅電解液濾液を再び2分割し、一方を循環銅電解液に戻し、もう一方の銅電解液濾液に水硫化ソーダを添加して硫化水素を発生させ、該発生した硫化水素を次に処理すべき銅電解液に接触させるの使用することを特徴とする。
請求項(抜粋):
銅電解精製における循環電解液中の不純物の蓄積を防止するため電解液の一部を電解槽から抜き出して浄液した後、該電解槽に循環する銅電解液の浄液方法において、抜き出した銅電解液に硫化水素ガスを接触させて、銅電解液中の銅、砒素、アンチモン及びビスマスを硫化物として分離除去し、該硫化物を分離除去した銅電解液濾液を2分割し、一方を循環銅電解液に戻し、もう一方の銅電解液を加熱濃縮し、次いで冷却してニッケル分の一部を硫酸ニッケルとして除去し、硫酸ニッケルを除去した銅電解液濾液を再び2分割し、一方を循環銅電解液に戻し、もう一方の銅電解液濾液に水硫化ソーダを添加して硫化水素を発生させ、該発生した硫化水素を次に処理すべき銅電解液に接触させるの使用することを特徴とする銅電解液の浄液方法。
IPC (3件):
C25C 1/12 ,  C22B 15/14 ,  C25C 7/06 301
FI (3件):
C25C 1/12 ,  C22B 15/14 ,  C25C 7/06 301 A

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