特許
J-GLOBAL ID:200903000113382002

自動送信電力制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-274794
公開番号(公開出願番号):特開平11-112366
出願日: 1997年10月07日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 送信回路の一部に故障又は特性の劣化が起こり、送信出力が所望の値まで達せず歪んでいる状態でも送信出力異常を検出し、また、送信出力異常検出用比較回路を不要とし、さらに、電源投入時、安定するまでの時間を短縮し、誤った送信出力異常信号の出力を防止することを課題とする。【解決手段】 比較器5の出力は、アップダウンカウンタ20に入力される。アップダウンカウンタ20で比較器5の出力を積算する。アップダウンカウンタ20は、比較器出力をP1 の出力が反転する時にリセットされる。APCが正常に機能している場合は、アップダウンカウンタ20のカウント値は大きくならないので、アップダウンカウンタ20の積算値がある所定の値を超えたとき、自動送信電力制御回路機能が正常に機能していないと判断し、送信出力異常信号を出力する。
請求項(抜粋):
送信出力の一部を検波し、その検波器出力をリファレンス電圧と比較し、その比較出力に基づいて送信電力の制御を行う自動送信電力制御回路において、前記比較器出力を積算する積算器を有し、その積算値により自動送信電力制御回路の監視を行い、この積算器の値が自動送信電力制御回路が正常に機能しているときには生じ得ない値の場合、送信出力の異常が発生したと見なして、送信出力異常信号を出力する送信出力異常検出回路を設けたことを特徴とする自動送信電力制御回路。

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