特許
J-GLOBAL ID:200903000116417419
水中で透明に可溶性の、残留モノマーの少ない、N-ビニルピロリドンおよびビニルアセテートから成る共重合体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-144653
公開番号(公開出願番号):特開平8-003228
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】残留モノマー含有量が少なく、且つ透明になる溶解性が得られる改良された共重合体の製造方法を提供すること。【構成】水中で透明に可溶性の、残留モノマーの少ない共重合体を、N-ビニルピロリドンおよびビニルアセテートからラジカル性の溶液重合により製造する方法において、まずN-ビニルピロリドンの全量の最高15重量%を含むモノマー混合物共重合させ、重合を残余のN-ビニルピロリドンを添加して確定し、この場合、重合がアゾ開始剤の存在下で生じ、次いで後重合がパーオキサイド-ラジカル開始剤の存在下で継続する方法。
請求項(抜粋):
(A)45-90重量%のN-ビニルピロリドン、(B)10-55重量%のビニルアセテートおよび(C)0-10重量%の更に別のラジカル性に共重合可能なモノマーから成る水中で透明に可溶性の、残留モノマーの少ない共重合体を、ラジカル開始剤の存在下で有機溶媒中でラジカル重合させることによる製造方法において、(I)まずモノマー(A)の総量の、最高15重量%を含むモノマー(A)、(B)および(C)を共重合させ、更に(II)モノマー(A)の残量を添加しながら重合を継続し、ここで方法段階(I)および(II)の重合は、60から100°Cの温度で、ラジカル開始剤としてのアゾ化合物の存在下で実施され、更に(III)続いて一般式IR1 -O-O-R2 I(式中、R1 は4から8個までの炭素原子を有するアルキル基およびR2 は水素またはR1 または-R3 -O-O-R1 -、ここでR3 は、4から10個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキレン基を意味する)のラジカル開始剤を用いて、110から150°Cの温度で後重合を実施することを特徴とする方法。
IPC (5件):
C08F218/08 MLH
, A61K 7/11
, C08F 2/00 MAL
, C08F 2/06 MBA
, C08F226/10 MNN
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