特許

J-GLOBAL ID：200903000117951168

耐食性銅合金管

発明者： 黒田 太郎
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (1件)： 藤巻 正憲
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-168230
公開番号（公開出願番号）：特開平7-019786
出願日： 1993年07月07日
公開日（公表日）： 1995年01月20日
要約：

【要約】【目的】 蟻の巣状腐食に対する耐食性が高く、冷媒用配管又は熱交換器用配管に好適の耐食性銅合金管を提供する。【構成】 銅合金管本体の表面に、管本体を熱処理することにより形成された酸化皮膜が40乃至2000Åの厚さに設けられている。前記管本体は、酸化物の標準生成エンタルピーが-169kJ/mol以下の1種又は2種以上の添加元素を所定量含有し、残部がCu及び不可避的不純物からなる。また、前記酸化皮膜の表面におけるX線電子分光法による分析で、前記添加元素のメインピーク強度(Ix )とCuのメインピーク強度(ICu)との比(Ix /ICu)が0.10以上である

請求項（抜粋）：

酸化物の標準生成エンタルピーが-169kJ/mol以下の1種又は2種以上の添加元素を下記(1)式で示す範囲で含有し残部がCu及び不可避的不純物からなる管本体と、この管本体を熱処理することにより管本体の表面に40乃至2000Åの厚さに形成された酸化皮膜と、を有し、前記酸化皮膜の表面におけるX線電子分光法による分析で前記添加元素のメインピーク強度(Ix )とCuのメインピーク強度(ICu)との比(Ix /ICu)が0.10以上であることを特徴とする耐食性銅合金管。0.04≦Σ[Ax ・ln(ΔH0 f(x)/-169)]≦4.2 ...(1)但し、Ax ;添加元素xの含有量(原子%)ln;自然対数ΔH0 f(x);添加元素xの酸化物の標準生成エンタルピー(kJ/mol)Σ;各添加元素についてのAx ・ln(ΔH0 f(x)/-169)の値の和。

IPC (5件)：

F28F 19/00 ,  C22C 9/02 ,  C22C 9/04 ,  C22C 9/06 ,  F28F 21/08