特許
J-GLOBAL ID:200903000119474944

カテーテルと誘導針とのアセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-060900
公開番号(公開出願番号):特開平8-257130
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【課題】制御及び挿入が容易なIVカテーテルと誘導針とのアセンブリの提供。【解決手段】カテーテル20は、基端に、カテーテルハブ21と、カテーテルハブから径方向に延びている一対の隔置された把持グリップ25とを有する。針40の基端に針ハブ41が結合されている。針ハブは、末端に隣接して円周方向に沿って延びている隆起部45を有する。針及び針ハブが摺動アセンブリ30内に嵌合され、摺動アセンブリには円周方向に延びた溝33が形成されており、摺動アセンブリの管状部分の外周面から径方向に延びているフィン31を含む。針ハブの隆起部は、摺動アセンブリの溝と係合して、針ハブが摺動アセンブリに対して回転することができるが、針ハブと摺動アセンブリとの間の相対的な軸線方向の動きを阻止するようになされている。摺動アセンブリ上のフィンは、前方に延びていて、カテーテルハブの把持グリップの対の間を通り当該グリップを越えて位置決めされている。この構造によって、治療従事者による簡単な動作によって、針の末端がカテーテル内に後退せしめられる。
請求項(抜粋):
基端と末端とを有するカテーテルと、基端とカテーテルの基端に結合された末端とを有し且つ少なくとも1つの径方向に延びている把持グリップを含む、カテーテルハブと、カテーテルハブの基端に固定され且つ同基端を密封する弾性のプラグと、基端とカテーテルの内側に配置された末端とを有する誘導針と、基端と針の基端に結合された末端とを有し、円周方向に沿って延びている隆起部が形成されている針ハブと、針ハブの外周に配設され且つ径方向に延びているフィンを含む摺動アセンブリであって、前記隆起部と係合する円周方向に延びて針ハブと摺動アセンブリとの間の相対的な回転運動を許容するが当該摺動アセンブリと針ハブとの間の実質的な軸線方向の相対的な動きを阻止する、摺動アセンブリと、を含む、カテーテルと誘導針とのアセンブリ。

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