特許
J-GLOBAL ID:200903000120372888

輪郭線拡張方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-067822
公開番号(公開出願番号):特開平5-276439
出願日: 1992年03月26日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【構成】制御手段2がパターン記憶装置1から文字の基本パターンのデータを先傾斜記憶手段4,後傾斜記憶手段5に送り、座標記憶手段6が各ストロークの終点座標を演算し記憶する。円に接する任意の二直線の交点を円周の等分点で円周に接する二直線の交点で近似させ、傾き値(角度でなく正切値)をキーとした交点乗数テーブルを交点乗数記憶手段71に用意し、交点演算手段70が先傾斜記憶手段4及び後傾斜記憶手段5からの傾き値D,Eと縁取り幅rとからこのテーブルを参照して交点移動量を求める。座標記憶手段6の終点座標に交点移動量を加算して拡張した輪郭線の交点座標を求め交点座標記憶手段8に順次記憶し、輪郭線変換手段9がストロークデータに変換しバッファ装置10に格納する。【効果】平方根を含む演算を処理中に行わなくて済み処理時間が速くなる。文字パターンを多数のストロークに分割しているほど時間短縮の効果が大きい。
請求項(抜粋):
文字や記号を構成する輪郭線を閉鎖したストロークで表した各ストロークのストロークデータを格納しているストロークドット方式のパターン記憶装置と、隣り合う二つのストローク中の先のストロークのストロークデータを記憶する先傾斜記憶手段と、後のストロークのストロークデータを記憶する後傾斜記憶手段と、前記先傾斜記憶手段に記憶されたストロークデータから先のストロークの終点座標を演算し記憶する座標記憶手段と、輪郭線を拡張する縁取り幅を記憶する縁取り幅記憶手段と、縁取り幅をパラメータに隣り合う二つのストロークの傾きの組み合わせをキーワードとして拡張した輪郭線の交点の相対座標を求める乗数を円周を等分割した分割点の二つの組み合わせに対してあらかじめテーブルの形で記憶している交点乗数記憶手段と、前記先傾斜記憶手段および後傾斜記憶手段に記憶されているストロークデータから前記交点乗数記憶手段を参照し元の輪郭線を外側に拡張した輪郭線の交点の交点移動量を求める交点演算手段と、前記座標記憶手段に記憶されているストロークの終点座標に前記交点移動量を加算して拡張した輪郭線の交点座標を求め順次記憶する交点座標記憶手段と、前記交点座標記憶手段に記憶された交点座標を読み出しストロークデータに変換する輪郭線変換手段と、変換されたストロークデータを記憶するバッファ装置と、前記パターン記憶装置からストロークデータを読み出して前記座標記憶手段,先傾斜記憶手段,後傾斜記憶手段に順次送出し前記交点座標記憶手段,輪郭線変換手段の動作タイミングを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする輪郭線拡張方式。
IPC (6件):
H04N 5/278 ,  B41B 19/00 ,  B41B 27/00 ,  G06F 15/66 415 ,  G06F 15/72 355 ,  G09G 5/24

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