特許
J-GLOBAL ID:200903000122937831

重質油の水素化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 辰雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-130860
公開番号(公開出願番号):特開平7-316565
出願日: 1994年05月23日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 重金属分を多量に含む重質油を水素化精製する際に、重金属分が固定床式水素化処理装置の触媒層に堆積することによる触媒の活性低下を抑制し、更に触媒層における原料油の偏流を引き起こすコークの生成を抑制する方法を提供すること。【構成】 平均粒径0.1〜200μmで強磁性物質粒子を含む粉末触媒と、重金属分としてニッケル及びバナジウムを合計量で10ppm以上含む重質油とからなるスラリー重質油を水素存在下で温度300〜500°C、圧力10〜250Kg/cm2 で水素化処理して重金属分を粉末触媒に堆積させる水素化脱金属処理工程と、該水素化脱金属処理工程から得られた、重金属分を堆積した粉末触媒を含むスラリー生成油の全量あるいは一部を触媒分離装置に供給して重金属分が堆積した粉末触媒の大部分を分離した後、磁気分離機に供給して該生成油中に残存する少量の粉末触媒を分離する触媒分離工程とからなることを特徴とする重質油の水素化脱金属処理方法、並びに該水素化脱金属処理方法を含む水素化処理方法。
請求項(抜粋):
平均粒径0.1〜200μmで強磁性物質粒子を含む粉末触媒と、重金属分としてニッケル及びバナジウムを合計量で10ppm以上含む重質油とからなるスラリー重質油を水素存在下で温度300〜500°C、圧力10〜250Kg/cm2 で水素化処理して重金属分を粉末触媒に堆積させる水素化脱金属処理工程と、該水素化脱金属処理工程から得られた、重金属分を堆積した粉末触媒を含むスラリー生成油の全量あるいは一部を触媒分離装置に供給して重金属分が堆積した粉末触媒の大部分を分離した後、磁気分離機に供給して該生成油中に残存する少量の粉末触媒を分離する触媒分離工程とからなることを特徴とする重質油の水素化脱金属処理方法。
IPC (4件):
C10G 45/16 ,  B01J 23/85 ,  C10G 45/04 ,  C10G 45/08

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