特許
J-GLOBAL ID:200903000129891659
光学活性ヒドロキシ化合物の製造法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-176217
公開番号(公開出願番号):特開平10-017506
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 アラルキル化合物より、光学活性ヒドロキシ化合物を製造する。【解決手段】 式(1)【化1】〔式中、Arはフェニル基、ナフチル基、R5はC1〜C4アルキル基を意味する。〕のアラルキル化合物を、式(2)【化2】〔式中、R1、R2、R3、R4は水素原子、C1〜C4アルキル基、Rは水素原子、C1〜C4アルキル基、フェニル基、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、置換シリル基、X-は陰イオン対、Yは水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基を意味し、ビナフチル基はラセミ体でも光学活性体でもよい。〕の光学活性マンガン錯体触媒の存在下、酸化することを特徴とする式(3)【化3】〔式中、Ar、R5は前記に同じ。*で示される炭素原子の絶対配位は、RかSを意味する。〕の光学活性ヒドロキシ化合物の製造法。
請求項(抜粋):
式(1)【化1】〔式中、Arは、置換されていてもよいフェニル基又はナフチル基(該置換基は、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子を意味する。)を意味し、R5は、C1〜C4アルキル基を意味し、Arのオルト位にC1〜C4アルキル基又はC1〜C4アルコキシ基が置換している場合、該置換基とR5が結合してC4〜C8の環を形成してもよい。〕で表わされるアラルキル化合物を、式(2)【化2】〔式中、R1、R2、R3及びR4は、独立して水素原子、置換されていてもよいC1〜C4アルキル基(該置換基は、C1〜C4アルキル基、ハロゲン原子を意味する。)、置換されていてもよいフェニル基(該置換基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基を意味する。)を意味し、R1、R2、R3及びR4の何れか2つが一緒になってC4〜C8の環を形成してもよい。Rは、水素原子、置換されていてもよいC1〜C4アルキル基(該置換基としては、C1〜C4アルキル基、ハロゲン原子を意味する。)、置換されていてもよいフェニル基(該置換基としては、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基を意味する。)、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、又は置換シリル基を意味し、X-は、塩を形成しうる陰イオン対を意味し、Yは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、ニトロ基又はシアノ基を意味し、ビナフチル基はラセミ体でも光学活性体でもよい。〕で表わされる光学活性マンガン錯体触媒の存在下、酸化することを特徴とする式(3)【化3】〔式中、Ar、R5は、前記に同じ。*で示される炭素原子の絶対配位は、RかSを意味する。〕で表わされる光学活性ヒドロキシ化合物の製造法。
IPC (9件):
C07C 33/20
, B01J 31/22
, C07B 53/00
, C07C 29/48
, C07C 35/23
, C07C 41/26
, C07C 43/23
, C07B 61/00 300
, C07M 7:00
FI (8件):
C07C 33/20
, B01J 31/22 Z
, C07B 53/00 B
, C07C 29/48
, C07C 35/23
, C07C 41/26
, C07C 43/23 B
, C07B 61/00 300
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