特許
J-GLOBAL ID:200903000132688872
放射性ガスモニタ用シンチレーション検出器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-282097
公開番号(公開出願番号):特開平6-130153
出願日: 1992年10月21日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】低エネルギーで低濃度の放射線を高い放射線検出確率で測定できる放射性ガスモニタ用シンチレータ検出器を提供する。【構成】枠体4とシンチレーション光反射膜16を有し放射線をシンチレーション光に変換する大型化したシンチレータ17とで構成され放射性ガスが導入されるガス容器13と、シンチレータ17の任意の位置で出射したシンチレーション光を集光できる光ガイド18と、シンチレーション光を電気信号に変換する光電子増倍管9A,9B,9C,9D と、を備え、ガス容器13を短胴筒状とし、その両端面にシンチレータ17を放射線の飛程を考慮した間隔で対向配設した放射性ガスモニタ用シンチレータ検出器。
請求項(抜粋):
放射性ガスを流入する入口と前記放射性ガスを排出する出口を有するほぼ短胴筒状の枠体と、シンチレーション光反射膜を有し、この光反射膜を前記枠体の内側に向けてこの枠体の対向する両端面に設けられ、放射線をシンチレーション光に変換するプラスチックシンチレータと、このシンチレータに密接して設けられ、光出射窓を有し、前記シンチレーション光を前記光出射窓に導く光ガイドと、前記光出射窓に密接して設けられ、前記光出射窓から出射するシンチレーション光を電流に変換し増幅する光電子増倍管と、を備え、前記枠体と前記シンチレータとで検出対象としての前記放射性ガスの容積を規定するガス容器が構成されてなる、放射性ガスモニタ用シンチレーション検出器であって、前記光ガイドは、板状部と、この板状部から前記プラスチックシンチレータとは反対側に突出する突出部と、を備え、この突出部の側面に前記光出射窓が形成され、前記シンチレーション光反射膜と前記板状部および突出部の輪郭面とで前記シンチレーション光を反射して前記光出射窓に導くものであり、前記ガス容器に取付けられた前記プラスチックシンチレータが、検出対象の放射線の飛程以下の距離間隔で対向配置された、ことを特徴とする放射性ガスモニタ用シンチレーション検出器。
IPC (2件):
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