特許
J-GLOBAL ID:200903000137788158

電流増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 徳若 光政
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-194892
公開番号(公開出願番号):特開平8-046449
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 出力トランジスタのサイズを大きくすることなく、最大出力電力を大きくできる電力増幅回路を供する。【構成】 ノーマル・ダーリントン回路とインバーティッド・ダーリントン回路とがプッシュプル接続されてなる出力回路において、インバーティッド・ダーリントン回路の入力には第1のレベルシフト手段を介して入力電圧を供給するとともに、入力電圧と出力電圧とを等しくするレベルシフト・ループ回路に上記第1のレベルシフト手段に対応した第2のレベルシフト手段を設ける。【効果】 入力電圧が回路の接地電位と同電位になるように低下したときでも、インバーティッド・ダーリントン回路の駆動トランジスタのベース電位が高くできることにより飽和動作になりにくく、NPN出力トランジスタに必要なベース電流が十分に供給されてそれを飽和領域で動作させることができるために出力電圧の振幅を回路の接地電位側に大きくできる。
請求項(抜粋):
入力電圧がそのベース,エミッタ間電圧に対応してレベルシフトされてベースに供給される電源電圧側の第1導電型の第1の出力トランジスタと、かかる第1の出力トランジスタと同じ第1導電型とされ、直列形態に接続されて回路の接地電位側に設けられた第2の出力トランジスタと、上記入力電圧が第1のレベルシフト手段を介してベースに供給され、そのコレクタ出力を第2の出力トランジスタのベースに伝える第2導電型の駆動トランジスタと、上記駆動トランジスタのエミッタと上記第1と第2の出力トランジスタの接続点に接続され、上記駆動トランジスタのベース,エミッタと上記第1のレベルシフト手段に対応された第2のレベルシフト手段を含めて入力電圧と出力電圧とを等しくするレベルシフト・ループ回路とを備えてなることを特徴とする電流増幅回路。
IPC (2件):
H03F 3/30 ,  H03F 3/34

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