特許
J-GLOBAL ID:200903000146328003

液晶表示装置及び電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-182536
公開番号(公開出願番号):特開平9-080428
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 電極上に多層の金属化合物薄膜層からなる干渉フィルタを形成して光学的薄膜とし、この薄膜の干渉色を利用して着色させることにより、明るくバックライトが不要な液晶表示体を提供することにある。【解決手段】 基板1、2に挟持された高分子と液晶からなる調光層8を、光学的薄膜5、配向膜6、透過あるいは画素電極4で駆動する。調光層は、電界が印加されていない状態では入射光を透過し、電界が印加されると入射光を散乱する。この調光層を光学的薄膜と組み合わせることにより、調光層が入射光に対して何等の作用も及ぼさず入射光を透過させる場合は、入射光は光吸収体にほとんど吸収される、あるいは光反射体に特定方向に反射されるため、干渉光は観測者に達せず、素子は暗く見える。調光層が散乱状態になると、入射光が調光層により散乱されるために、光学的薄膜で干渉された光は再度調光層で散乱され進行方向が変化されることにより、観測者に達し、素子は着色してみえる。
請求項(抜粋):
対向する基板内面に電極を有する一対の基板間に調光層を挟持してなる液晶表示装置において、前記調光層は液晶分子と高分子とから構成されてなり、該高分子は前記液晶分子によって構成される液晶層の中に分散して形成されてなり、前記一方の基板に形成された前記電極上に特定波長の光を反射する機能を有する干渉フィルタが形成されてなることを特徴とする液晶表示装置。
IPC (4件):
G02F 1/1335 525 ,  G02F 1/1335 505 ,  G02B 5/28 ,  G02F 1/1333
FI (4件):
G02F 1/1335 525 ,  G02F 1/1335 505 ,  G02B 5/28 ,  G02F 1/1333

前のページに戻る