特許
J-GLOBAL ID:200903000149777950

デジタル復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-266137
公開番号(公開出願番号):特開平6-120997
出願日: 1992年10月05日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】位相同期ループ全体の遅延を少なくし、位相同期を行なえる周波数の範囲を広げ、引き込み後の位相ジッタを減らすようにする。【構成】準同期直交検波回路51は入力デジタル変調波を直交する各位相軸の成分に変換し、かつ周波数変換し、変換出力はA/D変換器56、58でデジタル化され、デジタル化出力は複素乗算器60で位相検波され、検波出力からシンボル検出器62、63で復調出力を得る。位相比較器64ではシンボルと所定位相軸との位相差が検出され、位相差出力はフィルタ65を介して数値制御発振器66の周波数制御端子に供給され、数値制御発振器66の発振出力が複素乗算器60に検波軸の信号として与えられる。ここで、位相比較器64、フィルタ65、数値制御発振器66、複素乗算器60の動作クロックの周波数を、A/D変換器56、57の動作クロックの2倍以上の整数倍にするものである。
請求項(抜粋):
入力デジタル変調波を直交する位相軸の局部発振出力により周波数変換し、各位相軸に対応する出力を得る準同期直交検波手段と、前記準同期直交検波回路から出力された各信号が入力され、それぞれの信号を前記入力デジタル変調波のシンボルレートと同一か、またはシンボルレートの2倍のクロックで動作するA/D変換手段と、前記A/D変換手段の各出力信号が供給され、各軸の検波出力を得る位相検波用複素乗算手段と、前記位相検波用複素乗算器の出力を用いて、シンボルと所定位相軸との位相差を検出する位相比較手段と、前記位相比較手段の出力から不要な高周波成分を除去するデジタルループフィルタ手段と、前記デジタルループフィルタ手段の出力が発振周波数制御端子に供給される数値制御発振手段と、前記数値制御発振手段の発振出力を前記位相検波用複素乗算器に検波軸の信号として与える手段とを具備し、少なくとも前記位相比較手段の動作クロックの周波数を、前記A/D変換手段の動作クロックの2倍以上の整数倍にしたことを特徴とするデジタル復調回路。
IPC (4件):
H04L 27/38 ,  H04L 7/00 ,  H04L 7/027 ,  H04L 27/22
FI (2件):
H04L 27/00 G ,  H04L 7/02 A

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