特許
J-GLOBAL ID:200903000153996798

ガス燃焼器具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-275074
公開番号(公開出願番号):特開2003-083537
出願日: 2001年09月11日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】 燃料ガスの種類を判別すると共に、判別された燃料ガスに適した仕様に自動的に切り替わるガス燃焼器具を提供することを目的とする。【解決手段】 バーナ10の火炎の長さによる熱電対23の起電力の違いから供給ガスを判別し、供給ガスがDMEと判別された場合には、電磁開閉弁22を開弁保持して噴出口14a,14cの両方からガスを供給することでガス流量を増やし、しかも、電磁ソレノイド13のオフ状態を維持するため、ダンパー11の開度が小さくなり、適切な空燃比で正常に燃焼する。LPGと判定される場合には、電磁開閉弁22を閉じて中央噴出口14aのみ燃料ガスを噴出するため、ガス流量がDMEの場合よりも減少し、同一インプットで燃焼する。しかも、電磁ソレノイド13をオンしてダンパー11の開度を大きくし、吸引空気流量がDMEの場合と等しく、適切な空燃比で正常に燃焼する。
請求項(抜粋):
ウォッベ指数(WI)の異なる2種類の燃料ガスを燃焼可能なガス燃焼器具であって、第1ガス噴出口と、その周囲に同軸に形成される第2ガス噴出口とを形成したノズルと、上記ノズルから噴出して供給された燃料ガスと、該燃料ガスの噴出エネルギーによって吸引された燃焼用一次空気とを混合させて燃焼するバーナと、上記バーナの火炎状態を検知する炎検知手段と、上記炎検知手段からの検知信号に応じてWIの異なる燃料ガスの種類を判別するガス種判別手段と、上記第1ガス噴出口へ燃料ガスを供給する第1ガス供給路と、上記第2ガス噴出口へ燃料ガスを供給する第2ガス供給路と、判別されたガス種に応じて上記2つのガス供給路を切り替えて使用するガス供給路切替手段と、高WIガスと判別された場合には、上記ノズルへ供給するガス流量が低WIガスの場合の供給ガス流量よりも減少するように上記ガス供給路切替手段を制御するガス流量調整手段と、高WIガスと判別された場合には、上記バーナに吸引される燃焼用一次空気の通過抵抗を上記低WIガスの場合の空気通過抵抗よりも減少させて、該低WIガスと略同流量の一次空気を吸引させる空気通過抵抗切替手段とを備え、燃料ガスのWIに関係なく同じ単位時間当たりの発熱量で燃焼することを特徴とするガス燃焼器具。
IPC (4件):
F23N 1/00 115 ,  F23D 14/48 ,  F23D 17/00 ,  F23N 1/06 101
FI (4件):
F23N 1/00 115 Z ,  F23D 14/48 A ,  F23D 17/00 A ,  F23N 1/06 101
Fターム (19件):
3K003AA03 ,  3K003AB02 ,  3K003AB06 ,  3K003BA06 ,  3K003CA03 ,  3K003CA05 ,  3K003CB05 ,  3K003DA03 ,  3K017CA01 ,  3K017CB01 ,  3K017CD01 ,  3K017CF01 ,  3K065RA00 ,  3K068FB01 ,  3K068FC02 ,  3K068FC06 ,  3K068FD06 ,  3K068FD10 ,  3K068GA00
引用特許:
審査官引用 (7件)
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