特許

J-GLOBAL ID：200903000155767753

定着ローラ及び定着装置

発明者： 陣在 誠 ,  高橋 正義
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 藤岡 徹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-164973
公開番号（公開出願番号）：特開平6-348165
出願日： 1993年06月11日
公開日（公表日）： 1994年12月22日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、耐オフセット性と耐摩耗性の両方を兼ね備えた定着ローラ及びこれを用いた定着装置を提供することを目的としている。【構成】 定着ローラ1を、アルミニウム等の金属の芯金1dの第一層目に、常法に従ってPAI(ポリアミドイミド)等を含むプライマー層1cを塗布し、さらにその上に第二層1bとして中空二重殻導電性物質を含有するPTFE及びPAI等を塗布し、さらに第三層1aとして、PTFE及びPFAのフッ素樹脂を積層して構成する。この中空二重殻導電性物質には、中空の内殻と、この内殻の表層を被覆し実質的に導電性酸化物から成る外殻とを備える導電性物質であり、内殻としては例えば無定形シリカ、外殻としては例えば酸化スズ及び三酸化アンチモンが使用できる。

請求項（抜粋）：

導電性芯材上にオフセット防止層を有する定着ローラにおいて、芯材上側から順に、第一層目にプライマー、第二層目に充填剤を含む離型性樹脂、さらに第三層目に離型性樹脂単体が積層されていることを特徴とする定着ローラ。

IPC (2件)：

G03G 15/20 103 ,  F16C 13/00

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-298778
  
• 特開昭60-195573
  
• 特開平2-137871
  
• 特開昭63-027871