特許
J-GLOBAL ID:200903000157620334
打込機の自動反復装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 泰男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-305937
公開番号(公開出願番号):特開平5-138548
出願日: 1991年11月21日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 打込機の止具の打ち込み速度及び打込み力を高める。【構成】 止具27の打込みに際し、トリガ42を引くと、ステム48が後退し、その弁部が第1のパイロットエアチャンバ内を大気中に導通させる。パイロットバルブ47はその第3のピストン部56に掛かる空気圧により前進し、主バルブ室41を大気中に導通させて主バルブ35を開く。圧縮空気はそこからシリンダ21a内に流入しピストン23を前進させ、ドライバ22は止具27を打ち出す。その際、ピストン前方の圧縮空気は戻り空気室29に流入し、第2のパイロットエアチャンバ50内から第2のピストン部54を押してパイロットバルブを後退させ、圧縮空気を主バルブ室に送る。主バルブはシリンダを閉じ、かつシリンダ後端部中から圧縮空気を放出させる。主バルブの後退中には圧縮空気が主バルブ室へ流入せず主バルブの動作が速くなる。
請求項(抜粋):
ドライバを保持するピストンを収納したシリンダと、該シリンダの後端部を大気中と圧縮空気供給室側のいずれかと選択的に導通させて前記ピストンを往復動させる主バルブと、該主バルブを動作させるための主バルブ室に対し主バルブ開閉用圧縮空気の供給及び排出の切替えを行うトリガバルブとを備えた打込機の自動反復装置において、前記トリガバルブは、トリガ側から圧縮空気供給室内側に通じる貫通穴を有したトリガバルブシリンダと、前記トリガバルブシリンダ内に摺動可能に挿入された前記貫通穴と同じ向きの貫通穴を有するパイロットバルブと、前記トリガバルブシリンダの貫通穴とパイロットバルブの貫通穴とに跨がって挿入され、前部が前記トリガの方へ突出したステムとを備えており、前記トリガバルブシリンダには、その貫通穴内の前部から後部に向って第1のパイロットエアチャンバ、前記シリンダの戻り空気室に繋がる第2のパイロットエアチャンバ、大気中への導通孔、前記主バルブ室に繋がる連通穴が順次形成され、前記パイロットバルブには、その前部から後部に向って前記第1のパイロットエアチャンバに対応する第1のピストン部、前記第2のパイロットエアチャンバに対応する第2のピストン部、パイロットバルブの前進時に前記連通穴を前記トリガバルブシリンダの連通穴を通じて前記導通孔に導通させ、後退時に圧縮空気供給室に導通させる弁部、圧縮空気供給室側に露出する前記第1のピストン部よりも小径の第3のピストン部が順次形成され、前記ステムには、そのトリガ側への前進時に前記第1のパイロットエアチャンバを前記パイロットバルブの貫通穴を通じて圧縮空気供給室内に導通させ、前記トリガ引きに伴う後退時に第1のパイロットエアチャンバをトリガバルブシリンダの貫通穴を通じて大気中に導通させる弁部が設けられていることを特徴とする打込機の自動反復装置。
IPC (2件):
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