特許
J-GLOBAL ID:200903000158176942

回転式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-009409
公開番号(公開出願番号):特開平10-205474
出願日: 1997年01月22日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 ブレード背後空間から上方への油上がりを防止する。【解決手段】 上部軸受板8の外周のブレード背後空間12近傍に、高圧側に開放されたブレード背後空間12の上部を覆うように、上部軸受板8の外周の一部に、該上部軸受板8と一体的に形成された鍔状部8aを有する。
請求項(抜粋):
密閉ケーシング(1)内に回転駆動軸(6)を有する電動要素(2)と、前記密閉ケーシング(1)内に配され、前記回転駆動軸(6)によって駆動される回転圧縮要素とを備え、前記回転圧縮要素は、上下に開口する円柱状空間からなるシリンダ室(7a)を含むシリンダ(7)と、前記シリンダ(7)を上下から挟んで、前記シリンダ室(7a)を閉塞する上部軸受板(8)および下部軸受板(9)と、前記シリンダ室(7a)を高圧側と低圧側とに区画するブレード(11)が、外周に径方向に延びるように設けられ、前記シリンダ室(7)の内周に沿って公転しながら揺動する、円柱状の揺動ピストン(10)とを含み、前記密閉ケーシング(1)の底部から所定の高さにかけて、少なくとも前記下部軸受板(9)を浸す油溜(17)を有し、前記シリンダ(7)には、前記ブレード(11)の端部近傍が収納されて、前記揺動ピストン(10)の揺動とともに前記ブレード(11)が揺動しながら往復運動するためのブレード背後空間(12)が形成され、該ブレード背後空間(12)の上部が高圧側に開放された回転式圧縮機であって、前記上部軸受板(8)の外周の前記ブレード背後空間(12)近傍に、前記ブレード背後空間(12)の高圧に開放された上部を覆うように設けられた油上がり防止手段(8a,8b,8c)を有する、回転式圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/356 ,  F04C 21/00
FI (2件):
F04C 18/356 A ,  F04C 21/00

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