特許
J-GLOBAL ID:200903000158610383

電磁的に制御可能な弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-516436
公開番号(公開出願番号):特表平9-508338
出願日: 1995年11月11日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】本発明は、ケーシングと主弁と補助弁と補助弁のための可動子と電磁石とを備えた弁装置に関する。可動子によって開放可能な補助弁が、主弁の開放のために役立つような従来の弁装置の場合、主閉鎖部材が、空行程手段を介して補助閉鎖部材の可動子に結合されている。この可動子が第1の部分行程を進むと、補助弁が開放され、可動子は更なる部分行程を進むので、液圧力が十分に小さい場合にはこの可動子は空行程手段を介して主弁座から主閉鎖部材を持ち上げることができる。本発明の場合、空行程手段の代わりに、主閉鎖部材(6)は、固有の可動子(17)を有している。この可動子は主閉鎖部材(6)に固着されており開放方向に作用する。本発明による弁装置(2)は、自動ブレーキのために設けられた液圧式の車両ブレーキ装置において使用可能であるので有利である。さらに、主閉鎖部材(6)が、固有の可動子(17)に固着されていることにより、コンパクトで簡単な構造が得られるので有利である。
請求項(抜粋):
弁装置であって、ケーシングと、主弁座と主弁閉鎖部材とを備えた主弁と、補助弁とが設けられており、該補助弁が、主閉鎖部材に設けられた補助弁座と、主閉鎖部材を貫通する、補助弁座を起点として延びる制御通流部と、補助閉鎖部材と、該補助閉鎖部材を負荷するばねと、補助弁座から補助閉鎖部材を離反運動させるための運動可能な可動子と、該可動子のための電磁石と、補助閉鎖部材の可動子に対して相対運動可能にかつ磁気的に作用する別の運動可能なエレメントとを備えている形式のものにおいて、 運動可能な、かつ磁気的に作用する前記エレメントが、第2の可動子(17,17a,17b,17c,17d)として形成されており、該第2の可動子が、補助閉鎖部材(10)の可動子(18,18a,18b,18c)の長さの少なくとも一部を取り囲んでいて、主閉鎖部材(6)に固着されており、両可動子(17,17a,17b,17c,17d,18,18a,18b,18c)に、電磁石(12)に不動に配置された磁極コア(14)が、共通に対応していることを特徴とする、弁装置。
IPC (2件):
B60T 8/36 ,  F16K 31/40
FI (2件):
B60T 8/36 ,  F16K 31/40 Z

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