特許
J-GLOBAL ID:200903000162997420

負荷変動を伴う設備の簡易異常診断方法及びその簡易異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 春季 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-160694
公開番号(公開出願番号):特開平10-333743
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 異常兆候データに影響を及ぼす他の要因を考慮することにより、異常診断の精度を高める。【解決手段】 稼働速度及び負荷が変動する設備の異常診断を行う場合において、異常兆候データである振動異常に対して、外乱の要因と考えられる速度変動やトルク変動等の負荷変動の影響度を、ニューラルネットワークを用いて同定し、所定の変数を与えることによって、各影響を補正する。
請求項(抜粋):
負荷変動を伴う設備の簡易異常診断方法において、異常兆候データと共に当該異常兆候データに影響を及ぼすと考えられる負荷変動データを採取するデータ採集課程と、上記異常兆候データと上記負荷変動データとに基づいて異常診断を行う異常診断課程とからなり、上記データ採集課程では、速度変動データ及びトルク変動データをそれぞれ時系列にデジタル化して計測し、上記移動診断課程では、過去の異常兆候データ値Xi-1,Xi-2,・・・,Xi-nが、現在の異常兆候データ値Xiに対して与える影響度と、現在から過去の速度変動データ値Yi,Yi-1,・・・,Yi-n及び現在から過去のトルク変動データ値Zi,Zi-1,・・・,Zi-nが、現在の異常兆候データ値Xiに対して与える影響度とを、現在の異常兆候データ値Xiを教師データとし、過去の異常兆候データ値Xi-1,Xi-2,・・・,Xi-nと、現在から過去の速度変動データ値Yi,Yi-1,・・・,Yi-nと、現在から過去のトルク変動データ値Zi,Zi-1,・・・,Zi-nとを入力データとして、ニューラルネットワークにより同定し、さらに上記ニューラルネットワークの入力データとして、過去の異常兆候データ値Xi-1,Xi-2,・・・,Xi-nと、現在から過去の速度変動データ値Yi,Yi-1,・・・,Yi-nとに対応する所定の定数αと、現在から過去のトルク変動データ値Zi,Zi-1,・・・,Zi-nに対応する所定の定数βとを代入して、異常兆候データに対する各々の影響を補正し、補正した異常兆候データ値Xi'を用いて異常診断を行うことを特徴とする負荷変動を伴う設備の簡易異常診断方法。
IPC (3件):
G05B 23/02 302 ,  B21B 28/02 ,  B21C 51/00
FI (3件):
G05B 23/02 302 Y ,  B21B 28/02 A ,  B21C 51/00 Q

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