特許
J-GLOBAL ID:200903000168320022

複数の小孔を有する筒形のスティックに成形した推進薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-203312
公開番号(公開出願番号):特開平5-215500
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、充填された推進薬が燃焼の開始時から増殖可能に破砕する、弾薬に充填するための束を構成可能な複数の小孔を有する推進薬スティックであって、簡単に製造可能な推進薬スティックを提供することにある。【構成】 上述の目的を達成するために、本発明では複数の小孔を有する筒形のスティックに成形された推進薬であって、前記スティックの母線の長さLが上記筒形の基部の厚さeの少なくとも3倍となっており、前記スティックが同スティックの母線に平行に形成された中央小孔と、該中央小孔及び前記母線に平行に形成され、中央小孔とスティックの外表面との間に配設された複数の周辺小孔とを有し、そしてスティックの母線に垂直に同スティックの外表面から形成された放射状のスリットを具備して構成され、前記スリットはスティックの外表面の全周に渡って連続しており、少なくとも幾つかの前記周辺小孔を切断し、そして推進剤により構成される連続的なカバー部により前記中央小孔の少なくとも周囲が維持されるよ構成とした。
請求項(抜粋):
複数の小孔を有する筒形のスティック(1)に成形された推進薬において、前記スティック(1)の母線の長さ(L)は、上記筒形の基部(34)の厚さ(e)の少なくとも3倍となっており、前記スティック(1)は、同スティック(1)の母線に平行に形成された中央小孔(5)と、該中央小孔(5)及び前記母線に平行に形成され前記中央小孔(5)とスティックの外表面(2)との間に配設された複数の周辺小孔(6)とを有し、該スティック(1)の母線に垂直に同スティック(1)の外表面(2)から形成された放射状のスリット(7)を具備して構成され、前記スリット(7)は、深さ(p)を有し、スティック(1)の外表面(2)の全周に渡って連続しており、上記深さ(p)は該スリット(7)が少なくとも幾つかの前記周辺小孔(6)を切断し、そして推進剤により構成される連続的なカバー部(8)により前記中央小孔(5)の少なくとも周囲が残されるような深さとなっていることを特徴とする推進薬。
IPC (2件):
F42B 5/16 ,  F42B 1/02

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