特許
J-GLOBAL ID:200903000171760653

スイッチド・リラクタンスモータの異常運転抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 竹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-087609
公開番号(公開出願番号):特開平10-271885
出願日: 1997年03月21日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 SRモータの異常運転(発電モードによるトラブル)を抑制する。【解決手段】 SRモータ7のステータコイルの電流流入側及び流出側に設けたスイッチ素子(1,2)及び(3〜6),及び転流ダイオード(8,9)及び(10〜13)より成る2つ及び4つの駆動回路とを直流電源20の+側と-側に並列接続してスイッチング回路を構成し、スイッチ素子3〜6をSRモータ7の運転モードに対応させてオン・オフ制御すると共に、スイッチ素子1と2をPWM制御して駆動電流を制御するSRモータの運転制御方法において、転流ダイオード9とスイッチ素子3との間に電流検出センサ21を設け、SRモータの運転モードが発電モードとなった時に発生する循環電流を検出し、コンパレータ14において過電流設定信号と比較することによって過電流を検出し、スイッチ16によりスイッチ素子3〜6を一括してオフさせるようにした。
請求項(抜粋):
ステータコイルの電流流入側と電流流出側とに夫々並列接続して設けたスイッチ素子と転流ダイオードより成る複数の駆動回路の両端を、直流電源のプラス側とマイナス側に夫々並列接続してスイッチド・リラクタンスモータを駆動するスイッチング回路を構成し、前記電流流出側に設けた駆動回路におけるスイッチ素子をスイッチド・リラクタンスモータの運転モードに対応したタイミングによってオン・オフ制御すると共に、前記電流流入側に設けた駆動回路におけるスイッチ素子をPWM制御することによってスイッチド・リラクタンスモータの駆動電流を制御するスイッチド・リラクタンスモータの運転制御方法において、前記電流流入側に設けた駆動回路における転流ダイオード(9)と、前記電流流出側に設けた駆動回路におけるスイッチ素子(3)との間を電流検出センサを介して接続し、スイッチド・リラクタンスモータの運転モードが発電モードとなったときに発生するステータコイルとスイッチング回路との間の循環電流を電流検出センサによって検出し、循環電流が設定値より大きくなったことが検出されたときは、スイッチ素子を一括してオフとするようにしたことを特徴とするスイッチド・リラクタンスモータの異常運転抑制方法。

前のページに戻る