特許
J-GLOBAL ID:200903000174587405
呼吸筋活動のモニタ装置
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
福留 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-191205
公開番号(公開出願番号):特開平5-015516
出願日: 1991年07月05日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 人工呼吸器からの給気時における気道入口の圧力と、呼吸筋の発生圧とのタイミング及び呼吸筋仕事量を無侵襲でモニタできるモニタ装置を提供する。【構成】 人工呼吸器1からの気路3に取付けた圧力センサ10及び流速センサ11と、自発呼吸を停止させた状態で給気を行うことにより、両センサの検知信号により気道及び胸郭を含めた呼吸器系の抵抗 Rrs及びエラスタンスErsを検出する演算定数検出手段15と、検出した気道入口の気圧 Paw及び気流の流量率 dV/dtを基に人工呼吸時における呼吸筋の発生圧Pmus=-Paw +Rrs (dV/dt) +Ers ∫(dV/dt)dt の発生圧演算手段18と、演算したPmus値の波形信号及び圧力センサ10の波形信号と表示する出力手段と19を備えている。さらに、1吸気期間についての呼吸筋の仕事量Wmus=-∫Paw(dV/dt)dt+∫Rrs (dV/dt)2dt+(1/2)Ers(VT)2 の仕事量演算手段17を設ける。
請求項(抜粋):
人工呼吸器から患者の気道系へ接続する気路内の気圧を検知する圧力センサと、前記気路内の気流速度を検知する流速センサと、患者の自発呼吸機能を一時的に停止させた状態で前記人工呼吸器から給気を行うことにより、前記圧力センサ及び前記流速センサの検知信号により予め気道及び胸郭を含めた呼吸器系の抵抗 Rrs及びエラスタンス Ersを検出する演算定数検出手段と、前記圧力センサにより検出した気道入口の気圧 Paw及び前記流速センサにより検出した気流の流量率 dV/dtを基に人工呼吸時における呼吸筋の発生圧PmusをPmus=-Paw +Rrs (dV/dt) +Ers ∫(dV/dt)dtにより演算する発生圧演算手段と、演算したPmus値を波形信号として前記圧力センサで検知した波形信号と共に共通の時間軸で表示又は記録する出力手段とを備えたことを特徴とする呼吸筋活動のモニタ装置。
IPC (2件):
A61B 5/08
, A61M 16/00 343
引用特許:
前のページに戻る