特許
J-GLOBAL ID:200903000174813766

間欠曝気式活性汚泥法における有機物と凝集剤の添加方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-048412
公開番号(公開出願番号):特開平6-262197
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】稼働中にタイミングよく有機物や凝集剤を添加しリン除去率の低下を防止する。【構成】有機物の添加方法は、二つの曝気槽を用いる間欠曝気法において、第1曝気槽にORP計を設置しておき、所定の時間(Te )曝気を行なった後攪拌工程に移行し、ORP屈曲点の検出に基づき脱窒時間(Tf )を測定してTf/Te (以下、DN比とする)を求め、有機物の供給量が不足とならない限界条件のDN比のしきい値(L)と比較し、DN比>Lとなった時点で、第1曝気槽に有機物を添加する。凝集剤の添加方法は、同様にして第1曝気槽と第2曝気槽のいすれか一方に、リンと反応して難溶性の化合物をつくる凝集剤を添加する。
請求項(抜粋):
第1曝気槽とこの第1曝気槽に直列に連結した第2曝気槽を備え、これら二つの曝気槽で排水の曝気を行なう好気状態と、曝気を停止して攪拌を行なう嫌気状態とを繰り返すことにより、排水中の窒素およびリンを除去する間欠曝気式活性汚泥法における有機物の添加方法であって、第1曝気槽にORP計を設置しておき、所定の時間(Te )曝気を行なった後攪拌工程に移行し、ORP屈曲点の検出に基づき脱窒時間(Tf )を測定してTf /Te (DN比とする)を求め、DN比があらかじめ定めた値以上となった時点で、第1曝気槽に有機物を添加することを特徴とする間欠曝気式活性汚泥法における有機物の添加方法。

前のページに戻る