特許
J-GLOBAL ID:200903000177521677

車軸の軸受部の圧力抜き構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-334847
公開番号(公開出願番号):特開平10-157407
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、組付上の性能面の劣化を来すことなく、気密室内の空気の反発力を軽減し得るとともに、嵌合終了時に気密室を気密状態に維持して車軸が中間軸から抜ける惧れをなくし、しかも構成が複雑化せず、製作が容易で、コストを低廉に維持し得ることを目的としている。【構成】 このため、車両に搭載されるエンジンのシリンダブロックに装着される軸受ブラケットにシール機能付きベアリングを設け、シール機能付きベアリングによりフロントデフと一方の車軸とを連絡する中間軸を軸支して設け、軸受ブラケットにオイルシールを設け、中間軸に車軸を嵌合させて軸受ブラケットに取り付けられたオイルシールが車軸に当接した際にオイルシールとシール機能付きベアリングとの間に気密室を形成し、車軸の嵌合側端部の外周面には中間軸に車軸を嵌合させる際に気密室と外気とを連絡する切欠き部を設けている。
請求項(抜粋):
独立懸架形式のサスペンションを有するとともに車両中心よりもオフセットした位置に配設されるフロントデフを有する車両の車軸において、前記車両に搭載されるエンジンのシリンダブロックに装着される軸受ブラケットにシール機能付きベアリングを設け、このシール機能付きベアリングにより前記フロントデフと一方の車軸とを連絡する中間軸を軸支して設け、前記軸受ブラケットにオイルシールを設け、中間軸に車軸を嵌合させて前記軸受ブラケットに取り付けられたオイルシールが車軸に当接した際にオイルシールと前記シール機能付きベアリングとの間に気密室を形成し、前記車軸の嵌合側端部の外周面には中間軸に車軸を嵌合させる際に前記気密室と外気とを連絡する切欠き部を設けたことを特徴とする車軸の軸受部の圧力抜き構造。
IPC (2件):
B60B 35/18 ,  F16C 33/76
FI (2件):
B60B 35/18 B ,  F16C 33/76 A

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