特許
J-GLOBAL ID:200903000178216770

分光光度計検出器用スペクトル採取方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 茂信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-307557
公開番号(公開出願番号):特開平5-142143
出願日: 1991年11月22日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 オンフロー状態においても正確にスペクトルを採取する方法を提供する。【構成】 オンフロー状態で波長λ0 の光を照射し、光センサ8の出力を監視しておき、適宜なタイミングtA でグレーティング7の回転を開始させる。光センサ8の出力信号を逐次メモリ12に記憶しながら、グレーティング7を回転させ、照射光の波長をλ1 からλ2 まで走査させて波長をλ0 に戻す。その後、走査開始時刻tA と走査終了時刻tB 、及び、走査開始直前と走査終了直後における波長λ0 に対する出力信号のレベルPA ,PB とを利用して、メモリ12中の測定データを補正し、被測定試料の濃度変化に伴うデータの誤差分を除去する。
請求項(抜粋):
オンフロー状態で照射光の波長を走査させて、試料のスペクトルを採取する方法であって、オンフロー状態で特定波長の光を被測定試料に照射し、この状態において透過光や蛍光などの出力信号レベルを監視しておき、出力信号レベルの推移により所定の条件が成立した時に、上記照射光の波長の走査を開始させ、所定範囲内で照射光の波長を走査させながら、上記出力信号データを記憶装置に記憶し、走査終了後は、その波長を走査開始前の値に戻し、上記記憶装置に記憶されている測定データについて、波長の走査開始時刻と走査終了時刻と波長を走査させて上記特定波長に達した時刻、及び、走査開始直前と走査終了直後と走査により上記特定波長に達した時刻における上記特定波長に対する出力信号のレベル、のうちの少なくとも2組を利用して、被測定試料の濃度変化に伴う誤差分を補正することを特徴とする分光光度計検出器用スペクトル採取方法。
IPC (3件):
G01N 21/27 ,  G01N 30/74 ,  G01N 30/86

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