特許
J-GLOBAL ID:200903000186451851

超広帯域レーダ装置及び広帯域レーダ装置の信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 穂坂 和雄 ,  山谷 晧榮 ,  小笠原 吉義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-212744
公開番号(公開出願番号):特開2009-047505
出願日: 2007年08月17日
公開日(公表日): 2009年03月05日
要約:
【課題】本発明は超広帯域(UWB)レーダ装置及び信号処理方法に関し,UWBの電波を送受信して移動物体等の目標の距離を検出する場合に,目標物体が近づく場合にも探知の確度を高めることを目的とする。【解決手段】送信アンテナ部から送信クロックに基づいたUWB送信パルス信号を発生し,目標物体で反射したUWBパルス信号を受信アンテナ部で受信して第1と第2の受信パルス信号に分配し,送信クロック周波数に対して微小な割合で低い周波数の第1の受信クロック及び微小な割合で高い周波数を持つ第2の受信クロックとを発生し,各受信クロックに対応する第1と第2のゲートパルスにより各受信パルス信号を検波・積分して各ベースバンド信号を発生する第1と第2の検波・積分手段と,各ベースバンド信号をAD変換し,第2のディジタル信号を時間反転手段により時間反転し,第1のディジタル信号と合成して,波形表示するよう構成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
目標物体に対して,超広帯域(UWB)パルスを繰り返し発生して送信し,前記目標物体からの反射波を受信してサンプリング積分・検波してベースバンド信号に時間伸張し,アナログ-ディジタル変換した後,移動目標成分を検出して表示する超広帯域レーダ装置において, 送信アンテナ部から送信クロックに基づいたUWB送信パルス信号を発生するUWBパルス発生手段と,目標物体で反射したUWBパルス信号を受信アンテナ部で受信して第1と第2の受信パルス信号とに分配する電力分配手段と, 前記送信クロックを発生すると共に前記送信クロックの周波数に対して微小な割合で低い周波数の第1の受信クロック及び微小な割合で高い周波数を持つ第2の受信クロックとを発生する同期制御部と, 前記第1と第2の受信クロックとに対応する第1と第2のゲートパルスを発生する第1と第2のゲートパルス発生手段と, 前記第1と第2の各ゲートパルスにより前記第1と第2のの受信パルス分配信号を検波・積分して第1と第2のベースバンド信号を発生する第1と第2の検波・積分手段と, 前記第1と第2のベースバンド信号をディジタル信号に変換する第1と第2のAD変換手段と, 前記第2のAD変換手段からのディジタル信号を時間が反転するように並び替える時間反転手段と, 前記第1のAD変換手段からのディジタル信号と前記時間反転手段で反転されたディジタル信号を合成するディジタル信号合成手段と, 前記ディジタル合成手段で合成された信号を表示する波形表示手段とを備えたことを特徴とする超広帯域レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 7/32 ,  G01S 13/10
FI (2件):
G01S7/32 D ,  G01S13/10
Fターム (12件):
5J070AB14 ,  5J070AC02 ,  5J070AC13 ,  5J070AE07 ,  5J070AE09 ,  5J070AE11 ,  5J070AF03 ,  5J070AH02 ,  5J070AH15 ,  5J070AH31 ,  5J070AK03 ,  5J070AK22
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3648236号公報

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