特許
J-GLOBAL ID:200903000189114317

分散計算機システム及びその情報管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-330499
公開番号(公開出願番号):特開平7-191942
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【構成】 各処理装置31、32、33に、共通伝送媒体1を介して授受されるデータに関する質を管理するために、管理テーブル630を設ける。管理プログラム510、520、530は、データ送信時には、管理テーブル630を参照し、そのデータにそのデータの質を表す属性情報を付して共通伝送媒体1に送出する。データ受信時には、管理テーブル630を参照し、データに付された属性情報に基づいて、そのデータをプログラムモジュールに受信させるか否か決定する。【構成】 分散システムにおける情報の流れをその属性ごとに自律して管理することが可能となり、ある属性の情報が特定のグループに流れ込むのを抑止したり、複数の属性の情報を一つに統合したりできるようになる。この結果、異種業務間での属性の保護や連携処理が可能となる。
請求項(抜粋):
それぞれ与えられた処理を行なうプログラムモジュールを備えた複数の処理装置と、該複数の処理装置相互の間を接続する共通伝送媒体とを有し、前記共通伝送媒体を介して前記プログラムモジュール間で互いに質の異なる複数種の情報の伝送を行なうことが可能な分散計算機システムの情報管理方法であって、プログラムモジュールから前記共通伝送媒体に送出すべき情報が出力された処理装置で、前記情報の質を認識し、認識された質に対応する情報属性識別子を前記情報に付して前記共通伝送媒体に送出し、他の処理装置の各々で、前記共通伝送媒体上に送信された前記情報が、自処理装置内のプログラムモジュールが受信することが可能な情報であるか否か判断し、該判断結果に基づいて前記共通伝送媒体から選択的に前記情報を取り込み、該取り込んだ情報に付された前記情報属性識別子に基づいて、当該受信した情報が自処理装置内のプログラムモジュールへの受信が許される情報であるか否か判定し、当該判定の結果が肯定的である場合前記受信情報を前記プログラムモジュールに受信させ、前記判定の結果が否定的である場合前記受信情報を廃棄することを特徴とする分散計算機システムの情報管理方法。
IPC (2件):
G06F 15/16 370 ,  H04L 29/04
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-206752
  • 特開平4-185031

前のページに戻る