特許
J-GLOBAL ID:200903000193025965

内燃機関の点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-165516
公開番号(公開出願番号):特開平5-010235
出願日: 1991年07月05日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 ノッキング判別結果を考慮して内燃機関の点火時期を設定する装置において、全ての運転領域で最適な点火時期を設定することのできる装置を提供すること。【構成】 内燃機関の点火時期が基本点火時期を最大遅角量、第1の制御量、および第2の制御量によって補正することにより設定される内燃機関の点火装置において、第1の制御量AKLは内燃機関の運転状態を入力条件としてメンバシップ関数で表現し、ファジィー推論により算出される。詳しくは、機関回転数Ne、機関負荷Q/N、機関回転数変化量ΔNe、第2の制御量AKCSをメンバシップ関数で表現し、これに基づいてそれぞれ信頼度μn (n=1〜4)を求める(ステップ301〜305)。次に全体の信頼度μf を求め(ステップ305)、この信頼度μf から第1の制御量AKLを学習するための更新量ΔAKLを算出して第1の制御量AKLを学習する(ステップ307)。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態を検出する内燃機関状態検出手段と、前記内燃機関に発生するノッキングの有無を判定するノック判定手段と、前記内燃機関の運転状態に応じてこの機関の基本点火時期を演算する基本点火時期演算手段と、前記内燃機関状態検出手段の検出結果および前記ノック判定手段の判定結果を入力条件としてメンバーシップ関数で表現し、ファジィ推論を用いて学習量を求めると共に、この学習量に基づいて前記基本点火時期を制御する第1の制御量を学習する第1の制御量学習手段と、前記ノック判定手段の判定結果に基づいて前記点火時期を制御する第2の制御量を演算する第2の制御量演算手段と、前記基本点火時期を前記第1の制御量および前記第2の制御量に応じて補正することにより前記内燃機関の点火時期を設定する点火時期設定手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の点火時期制御装置。
IPC (4件):
F02P 5/15 ,  F02D 45/00 340 ,  F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 370

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