特許
J-GLOBAL ID:200903000196254485

パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-093745
公開番号(公開出願番号):特開平6-278622
出願日: 1993年03月29日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 減圧機構を二重構造方式とし、省スペース化を図る。【構成】 ポンプ5の本体等に一体的に設けられたバルブハウジング2内に負荷圧感応バルブ12及びバイパスフローコントロールバルブ11を設置する。これら両バルブ11、12を相対変位が可能なように組付ける。これら両バルブ11、12にばね反力を与えるスプリング13、14を設ける。両バルブ11、12が収納されるバルブハウジング2に、低圧室78及び導入流路61につながるバイパス流路71が連結されるバイパス流入ポート17、リザーバ99につながる排出ポート18、19、及び供給路8につながる負荷圧導入ポート21を設ける。【効果】 両バルブ11、12は相対的な変位が可能であるので、いずれか一方がロックしても、他方が作動して、供給路8内の油圧の異常ダウンを防止できる。二重構造方式を採ることにより、省スペース化、軽量化が図られる。
請求項(抜粋):
エンジン等によって駆動されるポンプと、当該ポンプからの吐出油(作動油)をパワーアシスト部に導くための供給路と、当該供給路の途中に設けられた制御オリフィスと、上記ポンプからの吐出油(作動油)の流量が所定値以上になった場合にその余剰の吐出油を上記制御オリフィスの前後差圧に応じて上記ポンプの吸入路側に還流させる流量制御弁と、当該流量制御弁の低圧室(スプリング室)に連結されるとともに上記供給路の途中から分岐された導入流路と、当該導入流路とリザーバとの間を連結するバイパス流路と、当該バイパス流路の途中に設けられた負荷圧感応バルブ及びバイパスフローコントロールバルブからなる減圧機構と、ステアリング装置の操舵に基づいて作動するとともに上記供給路からの作動油を切換制御するサーボバルブと、当該サーボバルブの作動に応じて作動するパワーシリンダを有するパワーアシスト部等からなるパワーステアリング装置において、上記減圧機構を構成する負荷圧感応バルブ及びバイパスフローコントロールバルブを一つのバルブハウジング内に収納するとともに、これら両バルブを組合せて二重構造化した構成からなることを特徴とするパワーステアリング装置。

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