特許
J-GLOBAL ID:200903000196843502

蒸発燃料拡散防止装置用異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-318274
公開番号(公開出願番号):特開平6-159159
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 蒸発燃料拡散防止装置の漏れ異常を確実に検出する。【構成】 車両が停止中かつアイドル状態のとき、ステップ205において空燃比補正係数FAFが0.8より小さいとき、吸気管2へ供給される蒸発燃料量が多いと判断され、パージ制御弁の開度θiおよび燃料タンク内圧PTANKを読み込む。そして、このθi、PTANKが、異常検出マップにおいて正常あるいは異常領域にあるかを判別し、蒸発燃料拡散防止装置に漏れ異常が生じているか否かを判別する。一方、ステップ205でFAFが0.8より大きく、ステップ206でθiが90(%)以上のとき、吸気管2へ供給される蒸発燃料量が少ないと判断され、ステップ207でPTANKが設定圧22.7(mmHg)以上か否かを判別し、装置の漏れ異常検出を行う。これによって、蒸発燃料量の多さに応じてPTANKと比較される値が変更され、確実に漏れ異常検出ができる。
請求項(抜粋):
液体燃料を収納した燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着する吸着体を備えたキャニスタと、前記燃料タンクから前記キャニスタを介して前記内燃機関の吸気管に連通し、前記キャニスタの吸着体に吸着された蒸発燃料を前記内燃機関の吸気管内に発生した負圧によって前記吸気管内に導く供給通路と、前記燃料タンクと前記キャニスタとの間の前記供給通路に設けられ、前記内燃機関の運転状態に応じて前記供給通路を開閉する制御弁と、前記燃料タンクと前記制御弁との間の圧力を検出する圧力検出手段と、前記吸気管内に導かれる蒸発燃料量、もしくは前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料量の少なくとも一方を検出する蒸発燃料量検出手段と、前記圧力検出手段で検出された圧力と設定値とを比較し、前記制御弁、前記キャニスタ、前記燃料タンク、前記供給通路の少なくともいずれかの異常を検出する異常検出手段と、前記蒸発燃料量検出手段で検出された蒸発燃料量に応じて前記設定値を変更する変更手段とを備えたことを特徴とする蒸発燃料拡散防止装置用異常検出装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 ,  F02B 77/08 ,  G01M 15/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-102360
  • 特開平2-036057
  • 特開平3-258961

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