特許
J-GLOBAL ID:200903000199570736

焼付硬化性および耐時効性に優れる加工用薄鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-093455
公開番号(公開出願番号):特開平7-300623
出願日: 1994年05月02日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 焼付硬化性を有するともに、高い焼付硬化性を付与しても優れた耐時効性を備え、なおかつ優れた加工性をも兼備した加工用薄鋼板を製造する。【構成】C:0.0010〜0.0025mass%、 Si:1.0 mass%以下、Mn:0.05〜1.5 mass%、 P:0.10 mass %以下、S:0.02 mass%以下、 N:0.004 mass%以下、Al:N(mass %) ×15〜0.10mass%、Nb:C(mass %) ×3〜C(mass %) ×8+0.02 mass %を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成の熱延鋼板に、圧下率60〜90%の冷間圧延を施した後、最高加熱温度が820 〜 Ac3+20°C、かつ780〜(Ac3変態点+20°C) の温度範囲における保持時間が10sec 以上である焼鈍を施し、次いで780 〜600 °Cの間の平均冷却速度が25°C/sec以上である1次冷却と、400 〜200 °Cの間の平均冷却速度が15°C/sec以下である2次冷却からなる冷却を施す。
請求項(抜粋):
C:0.0010〜0.0025mass%、 Si:1.0 mass%以下、Mn:0.05〜1.5 mass%、 P:0.10 mass %以下、S:0.02 mass%以下、 N:0.004 mass%以下、Al:N(mass %) ×15〜0.10mass%、Nb:C(mass %) ×3〜C(mass %) ×8+0.02 mass %を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成の熱延鋼板に、圧下率60〜90%の冷間圧延を施した後、最高加熱温度が820 〜(Ac3変態点+20°C) 、かつ780 〜(Ac3変態点+20°C) の温度範囲における保持時間が10sec 以上である焼鈍を施し、次いで780 〜600 °Cの間の平均冷却速度が25°C/sec以上である1次冷却と、400 〜200 °Cの間の平均冷却速度が15°C/sec以下である2次冷却からなる冷却を施すことを特徴とする焼付硬化性および耐時効性に優れる加工用薄鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50

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