特許
J-GLOBAL ID:200903000200296988

脂環式構成単位を有するジアミンを基本とするポリイミド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-023989
公開番号(公開出願番号):特開平8-012758
出願日: 1995年02月13日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】熱可塑性による加工が可能であるが、公知のポリイミドに比して、高い溶融安定性および改善された熱間加工抵抗を示すジアミンを基本とした新規のポリイミドを提供すること。【構成】A)a1 )4価の芳香族またはヘテロ芳香族基である、少なくとも1種の二無水物の50から100モル%とa2 )ピロメリト酸二無水物の0から50モル%から成る二無水物成分を、B)b1 )少なくとも1種のジアミンの50から100モル%b2 )更に別の少なくとも1種のジアミンの0から50モル%から成るジアミン成分と反応させることにより得られるポリイミド。
請求項(抜粋):
A)a1 )一般式I【化1】で表わされ、式中Rは下記の基【化2】を除外する4価の芳香族またはヘテロ芳香族基である、少なくとも1種の二無水物の50から100モル%とa2 )ピロメリト酸二無水物の0から50モル%から成る二無水物成分を、B)b1 )一般式II【化3】で表わされ、式中R1 からR4 まで互いに無関係で、同じでも異なってもよく、水素、ハロゲン、C1 -C12アルキル、C1 -C12アルコキシ、C5 -C7 シクロアルキル、C6 -C18アリール、C4 -C5 ヘテロアリールまたはC1 -C12アルキル-C6 -C18アリールを意味し、R5 およびR6 は互いに無関係で、同じでも異なってもよく、それぞれの炭素原子は個々に選択可能で、水素、C1 -C12アルキル、C1 -C12アルコキシ、C5 -C7 シクロアルキル、C6 -C18アリール、C4 -C5 ヘテロアリールまたはC1 -C12アルキル-C6 -C18アリールを意味し、mは4から7の整数を意味する少なくとも1種のジアミンの50から100モル%と、b2 )一般式III【化4】で表わされ、式中X、YおよびZは互いに無関係で、同じでも異なってもよく、化学結合を意味するかまたは-O-、-CO-、-S-、SO2 -、-C(CH3 )2 -、-C(CF3 )2 -または-Si(CH3 )2 -を意味し、且つrおよびsは互いに無関係で、同じでも異なってもよく、0または1である少なくとも1種のジアミンの0から50モル%から成るジアミン成分と反応させることにより得られ、但し成分Bがb1 のみから成るとき、成分Aがa1 およびa2 からなる混合物であり、且つ成分Aがa1 のみから成るとき、成分Bがb1 およびb2 からなる混合物である条件下で得られるポリイミド。
IPC (2件):
C08G 73/10 NTF ,  D01F 6/74

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