特許

J-GLOBAL ID：200903000202285401

リパーゼ分析用基質溶液及びリパーゼ分析用試薬溶液キット

発明者： 野中 浦雄 ,  渡部 聡 ,  北川 俊之 ,  村上 聡
出願人/特許権者： 株式会社タウンズ
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-049506
公開番号（公開出願番号）：特開平9-215500
出願日： 1996年02月13日
公開日（公表日）： 1997年08月19日
要約：

【要約】【課題】 1,2-O-ジラウリル-rac -グリセロ-3-グルタル酸・レゾルフィンエステルおよびその誘導体によって代表される特定のリパーゼ基質に対して、その優れた活性を殆ど低下させることなく、高度に可溶化する可溶化剤を提供すること。【解決手段】 1,2-O-ジラウリル-rac -グリセロ-3-グルタル酸・レゾルフィンエステルおよびその誘導体によって代表される特定のリパーゼ基質、そして陰イオン界面活性剤、レシチン及びコレステロールエステルから選ばれたリパーゼ基質可溶化剤を含むリパーゼ分析用基質溶液、およびリパーゼ分析用試薬溶液キット。

請求項（抜粋）：

下記の一般式で表わされるリパーゼ基質、そして陰イオン界面活性剤、レシチン及びコレステロールエステルから選ばれた少なくとも一種のリパーゼ基質可溶化剤を含むリパーゼ分析用基質溶液:【化1】[式中、Aは炭素原子数1〜16のアルキレン基または炭素原子数2〜16のアルケニレン基を表わし;R1 とR2 とは互いに同一でも異なっていてもよく、それぞれ炭素原子数1〜20のアルキル基またはアシル基、あるいは炭素原子数2〜20のアルケニル基を表わすか、もしくは炭素数1〜8のアルキル基で置換されていてもよいアリール基またはアルキル基中の炭素原子数が1〜8のアルアルキル基を表わす、ただしR1 とR2 との一方は水素原子であってもよい;Xは芳香族ヒドロキシ-またはチオール化合物を表わす;YとZは互いに独立に硫黄原子もしくは酸素原子を表わす;そしてZはメチレン基も表わす]。