特許
J-GLOBAL ID:200903000202808200

制電性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白井 重隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-009770
公開番号(公開出願番号):特開2003-213138
出願日: 2002年01月18日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 表面固有抵抗値を低く保ち、帯電防止成分のブリードが抑制され、かつ環境変動の少ない持続性に優れた制電性樹脂組成物を得ること。【解決手段】 熱可塑性樹脂〔ただし、下記特定のポリマーポリオールを除く〕、特定のポリマーポリオールに対し、Naおよび/またはLi、ならびに(CF3SO2)2N-および/または(CF3SO2)3C-からなる金属塩類、さらに必要に応じて、(C)-{O(AO)n}-基(Aは炭素数2〜4のアルキレン基、nは1〜7の整数を示す)を有し、かつ全ての分子鎖末端がCH3基および/またはCH2基である有機化合物を配合した制電性樹脂組成物。
請求項(抜粋):
(a)熱可塑性樹脂〔ただし、下記(b)成分を除く〕70〜99重量部、および(b)下記(b-1)〜(b-4)の群から選ばれた少なくとも1種のポリマーポリオール30〜1重量部〔ただし、(a)+(b)=100重量部〕に対し、(c)アルカリ金属であるカチオンとしてNa+、Li+、K+の群から選ばれた少なくとも1種、アニオンとして(CF3SO2)2N-および/または(CF3SO2)3C-からなる金属塩類を0.1〜20重量部配合した制電性樹脂組成物。(b-1):末端が水酸基を有し、エチレングリコール、プロピレングリコール、およびブタンジオールの群から選ばれた少なくとも1種の化合物を構成成分として有する直鎖状ブロック共重合体を骨格として有する直鎖状ポリマーポリオール(b-2):アルキレンオキサイド系構成成分の含有率が10モル%〜50モル%であり、けん化度30〜100%、数平均分子量1,000〜20,000、エチレン単位含量が1〜90重量%であるエチレン-飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん化物へ、アルキレンオキサイドをグラフトした分岐状ポリマーポリオール(b-3):末端が水酸基を有するポリマーポリオールであって、3官能ポリオール構造へアルキレンオキサイドをグラフトして得られる分岐状ポリマーポリオール(b-4):スチレン-無水マレイン酸共重合体とポリアルキレンオキシドモノアルキルエーテルとの反応によって得られるトリヒドロキシ芳香族化合物系構造を有するポリマーポリオールであり、スチレン-無水マレイン酸共重合体の数平均分子量が1,000〜400,000で、無水マレイン酸に対するスチレンの共重合モル比が1〜9であり、さらにポリアルキレンオキシドモノアルキルエーテルの数平均分子量が100〜5,000であり、該ポリアルキレンオキシドモノアルキルエーテルが下記式(1)で示される分岐状ポリマーポリオール(式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は水素原子、または炭素数1〜2のアルキル基、mは5〜100の整数を示す。)
IPC (4件):
C08L101/00 ,  C08K 5/06 ,  C08K 5/41 ,  C08L 71:00
FI (4件):
C08L101/00 ,  C08K 5/06 ,  C08K 5/41 ,  C08L 71:00 Y
Fターム (28件):
4J002BB031 ,  4J002BB121 ,  4J002BB151 ,  4J002BB161 ,  4J002BC031 ,  4J002BD031 ,  4J002BG041 ,  4J002BG051 ,  4J002BN151 ,  4J002BP021 ,  4J002CB001 ,  4J002CF061 ,  4J002CF071 ,  4J002CG001 ,  4J002CH022 ,  4J002CH052 ,  4J002CH071 ,  4J002CK021 ,  4J002CL011 ,  4J002CL031 ,  4J002CM041 ,  4J002CN031 ,  4J002ED026 ,  4J002ED068 ,  4J002EV297 ,  4J002FD102 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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