特許
J-GLOBAL ID:200903000203341615

インクジェット記録ヘッドのメンテナンス機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-175291
公開番号(公開出願番号):特開2002-361879
出願日: 2001年06月11日
公開日(公表日): 2002年12月18日
要約:
【要約】【課題】従来のワイピングでは、記録ヘッドのノズル面に付着粘度を増した残留インクをワイピングすると、増粘したインクをノズル面に塗り広げてしまっていた。しかも吐出口内で固化したインクはこの機構ではまったく除去できなかった。【解決手段】ワイパーブレード1と、スポンジで形成されたローラ3が、ワイパーホルダ4上に配置される。ローラ3の頂点は、ワイパーブレード1の頂点と同等の高さに揃えられておりワイピング時、双方とも記録ヘッド2のノズル面5と接触するよう設定されている。またローラ3の回転は一方向(図中の矢印A方向)のみに規制されており、ワイピング終了後、ワイパーホルダ4が降下する動作と連動して一定量回転する構成になっている。ワイパーホルダ4には、ローラ3に常に当接し固化したインクを掻き取るための掻き取り爪部6が形成されている。
請求項(抜粋):
記録ヘッドのノズルからインクを吐出し、被記録部材に当該インクによる画像を形成するインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドのノズル形成面に接触しかつ前記記録ヘッドの移動を利用することによってクリーニング動作を行うメンテナンス機構に関し、湿潤させた保湿体と、可撓性の弾性体で形成されるワイパーブレードと、前記保湿体および前記ワイパーブレードを搭載するキャリッジにより構成され、前記保湿体で前記ノズル形成面を拭った後、前記ワイパーブレードで前記ノズル形成面をワイピングすることを特徴とするインクジェット記録ヘッドメンテナンス機構。
Fターム (4件):
2C056EA16 ,  2C056JB04 ,  2C056JB09 ,  2C056JB14

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