特許
J-GLOBAL ID:200903000209963049

担体の馴養運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-227616
公開番号(公開出願番号):特開平11-057781
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】硝化装置で担体を短期間で馴養することができると共に、廃水の流量が少ない場合や活性汚泥が存在する中での馴養も効率的に行なうことができる。【解決手段】担体30に対するアンモニア性窒素負荷を30mg- N/L- 担体/時間以上に維持する。新設の下水処理場のように、初期の廃水流量が計画流量よりも少ない場合には、貯留槽14で蓄えて廃水を脱窒槽24を介して間欠的に硝化槽26へ送水することにより廃水流量を大きくすると共に、送水している時のみ曝気装置32から間欠曝気することで、アンモニア性窒素負荷を30mg-N/L- 担体/時間以上に維持する。また、硝化槽26内に活性汚泥が浮遊する硝化装置の場合には、間欠送水及び間欠曝気と、活性汚泥の好気的固形物滞留時間を、該活性汚泥が硝化細菌を保持しない滞留時間に設定する操作と、の少なくとも何れかの操作を行うことにより、前記担体に対するアンモニア性窒素負荷を30mg- N/L- 担体/時間以上に維持する。
請求項(抜粋):
アンモニア性の廃水が流入する硝化槽と該硝化槽内を好気性にする曝気手段を備えた硝化装置を用いて、硝化細菌を固定化した担体の菌数増殖を行なう担体の馴養運転方法において、前記硝化槽内で前記担体と前記廃水を接触させて硝化処理を行う際の前記担体に対するアンモニア性窒素負荷を30mg- N/L- 担体/時間以上に維持することを特徴とする担体の馴養運転方法。
IPC (2件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/10
FI (2件):
C02F 3/34 101 D ,  C02F 3/10 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 硝化処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-265173   出願人:栗田工業株式会社
  • 特開昭60-166098

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