特許
J-GLOBAL ID:200903000218547465

金属溶湯測温用熱電対

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-014745
公開番号(公開出願番号):特開平11-201831
出願日: 1998年01月12日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 本発明は,保護管を多層の多重構造に構成し,多数の反復使用を可能にした長寿命の金属温測温用熱電対を提供する。【解決手段】 この熱電対は,一端が閉鎖され且つ他端が開放した保護管1,保護管1内に充填された耐熱多孔質セラミックスから成る充填材8,及び充填材8中に配置された異なる組成の一対のW-Re素線6,7から成る。保護管1は,Moを母相とするサーメット層2と,C,MgO,CaO,Al2 O3 ,ZrO2 のうち少なくとも1種以上の層3が交互に積層された多重の積層構造を持つ。サーメット層2は,少なくとも最外殻層を形成し,熱膨張係数が小さく且つ鉄と反応し難いMo-ZrN,Mo-ZrB2 ,Mo-ZrO2 ,Mo-ZrCのうちのいずれか一種或いはそれらの複合物から構成されている。
請求項(抜粋):
一端が閉鎖され且つ他端が開放した保護管,前記保護管内に充填された充填材,及び前記充填材に配置され且つ先端部で結合された測温部を構成する異なる組成の一対の温度検知用合金素線から成る金属溶湯測温用熱電対において,前記保護管がMoを母相とするサーメット層と,C,MgO,CaO,Al2 O3 ,ZrO2 のうち少なくとも1種以上の層が交互に積層された多重の積層構造を持ち,前記充填材が耐熱多孔質セラミックスから成り,前記保護管の開口部が緻密な耐熱部材及びガラスで封止されていることを特徴とする金属溶湯測温用熱電対。
IPC (3件):
G01K 7/02 ,  G01K 1/08 ,  H01L 35/02
FI (3件):
G01K 7/02 C ,  G01K 1/08 P ,  H01L 35/02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 熱電対の構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-269062   出願人:株式会社いすゞセラミックス研究所
  • 測温用保護管
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-202814   出願人:東邦金属株式会社
  • 特開昭63-038122
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