特許
J-GLOBAL ID:200903000230953843

レンズ駆動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三品 岩男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-273657
公開番号(公開出願番号):特開平10-123393
出願日: 1996年10月16日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 カム筒やヘリコイドネジを用いずに、レンズを移動させるものにおいて、レンズの移動量を撮影者に認識させる。【解決手段】 モータ5のロータ軸57は、モータケーシングの一方の端部から突出している第1の出力部57aと、他方の端部から突出している第2の出力部57bとを有している。固定筒1の外周には、光軸回りに回転可能の指標環7が配されている。この指標環7の外周には、レンズ4の各移動量を示す目盛72が表示されている。第1の出力部57aには、光軸Cと平行な方向に伸びている送りネジ59が固定され、レンズ枠3には、送りネジ59に螺合するナット部材58が埋め込まれている。第2の出力部57bには、指標環駆動用ギヤ61が固定され、このギヤ61に係合するギヤ71が指標環7に形成されている。
請求項(抜粋):
レンズを保持するレンズ枠と、回転するロータ軸を有するモータと、カメラ本体に取り付けられる固定筒とを備え、該ロータ軸の回転でレンズ枠と共にレンズを光軸方向に移動させるレンズ駆動機構において、前記モータの前記ロータ軸は、前記光軸と平行な方向に伸び、モータケーシングの一方の端部から突出している第1の出力部と、モータケーシングの他方の端部から突出している第2の出力部とを有し、前記固定筒、又は該固定筒に相対回転不能に取り付けられている部材の外部露出面に、前記レンズの前記光軸方向における各移動量と、各移動量のうち実際の移動量がどれかを示す印とのうち、いずれか一方が表示され、前記光軸回りに回転可能に前記固定筒の外周側に配され、前記レンズの前記光軸方向における各移動量と、各移動量のうち実際の移動量がどれかを示す印とのうち、前記一方と近接する位置の外周面に、他方が表示されている指標環と、前記モータの駆動で前記レンズ枠が光軸方向に移動するよう、前記ロータ軸の前記第1の出力部と該レンズ枠とを直接又は間接的に係合させるレンズ駆動用係合手段と、前記ロータ軸の前記第2の出力部に係合し、該ロータ軸の回転力を前記指標環に伝えて、該指標環を前記光軸回りに回転させる指標環用動力伝達手段と、を備えていることを特徴とするレンズ駆動機構。
IPC (2件):
G02B 7/02 ,  G02B 7/04
FI (3件):
G02B 7/02 E ,  G02B 7/04 D ,  G02B 7/04 E

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