特許
J-GLOBAL ID:200903000232942164

排ガスボイラにおける燃料燃焼方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-222818
公開番号(公開出願番号):特開平5-203108
出願日: 1987年09月01日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 ディーゼルエンジンやガスタービンの排気のような酸素を含む排ガスを燃料燃焼用の酸素源として使用する、排ガスボイラにおいて、火炎を短くするとともに窒素酸化物の発生を抑制すること。【構成】 主燃焼室としてのボイラ火炉(02)の前に予燃焼室(21)を設け、予燃焼室(21)内でまず酸素不足の還元性雰囲気で燃料を燃焼させて発生NOx を還元する。予燃焼室(21)の出口部以降では、酸素を含む排ガスを段階的に投入して、酸化反応を起こさせ、良好な燃焼と短炎化を実現する。
請求項(抜粋):
耐火材で覆われ後端が絞り込まれた予燃焼室と、上記絞り込み部に続く断面一定の喉部および同喉部に続く末広がり部を順次介して上記予燃焼室に連通する主燃焼室と、上記予燃焼室の前壁に設けられたバーナガンと、上記バーナガンの周囲に設けられた複数の1次排ガス供給孔と、上記予燃焼室の側壁にタンゼンシャルに設けられた複数の2次排ガス供給孔と、上記喉部に設けられた複数の3次排ガス供給孔と、上記末広がり部に設けられた複数の4次排ガス供給孔と、上記主燃焼室の前壁に設けられた複数の5次排ガス供給孔と、上記各排ガス供給孔から供給される排ガスの流量をそれぞれ調整する調整手段とを備え、酸素を含む排ガスを液体燃料燃焼用の酸素源として使用する排ガスボイラにおいて、上記バーナガンから上記予燃焼室内へ吹き込まれる燃料に対し、上記1次排ガス供給孔および上記2次排ガス供給孔から供給される排ガスの含有酸素全量を、空気比で0.4ないし0.8相当とするとともに、上記予燃焼室内の温度を1300°C以上に維持し、かつ、上記5次排ガス供給孔から供給される排ガス中の酸素により燃焼を完結させることを特徴とする排ガスボイラにおける燃料燃焼方法。
IPC (3件):
F23C 11/00 318 ,  F23C 11/00 323 ,  F22B 1/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭51-082434

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