特許
J-GLOBAL ID:200903000241500093

飛行体の位置確認装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大沼 浩司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-230065
公開番号(公開出願番号):特開2001-051053
出願日: 1999年08月16日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 二次レーダ装置の質問信号と飛行体の応答信号とのやりとりを傍受して飛行体の方位角及び水平距離を検出できる飛行体の位置確認装置。【解決手段】 指向性受信アンテナ6が質問電波2aを傍受する。無指向性受信アンテナ7が応答電波3bを傍受する。演算回路2が応答電波3bを解読して飛行体P1 の高さHの情報を入手する。応答電波3bに対応する質問電波2aの発射時の二次レーダ装置SSR の前記指向性送受信アンテナ1の方位角度(θ2 )を算出し、応答電波3bに対応する質問電波2aの発射時から応答電波3bを受信するまでの時間を算出し、方位角度(θ2 )と、本装置と二次レーダ装置との装置間距離(K)と飛行体P1 の高さHとから、所要の演算を行なって、二次レーダサイトから飛行体P1 までの水平距離(C1 )と本装置から飛行体P1 までの水平距離(D1 )と本装置からの飛行体P1 の方位角(θ5 )を算出し、表示装置9に表示する。
請求項(抜粋):
飛行場に装備された二次レーダ装置SSR の,一定角速度回転する指向性送受信アンテナ1より発射する質問電波2bと、飛行体P1 に装備しているトランスポンダT1 が発射する無指向性の応答電波3aとのやりとりを、二次レーダサイト以外のところで傍受して所要の演算を行なって飛行体P1 の方位角及び水平距離D1 を検出する、飛行体の位置確認装置であって、指向性受信アンテナ6と、無指向性受信アンテナ7と、演算回路8と、表示装置9を備え、指向性受信アンテナ6は、二次レーダ装置SSR に対向していて、二次レーダ装置SSR の前記指向性送受信アンテナ1が対向したときに質問電波2aを傍受するように構成され、無指向性受信アンテナ7は、前記トランスポンダT1 が発射する応答電波3bを傍受するように構成され、演算回路8は、傍受した応答電波3bを解読して飛行体P1 の高さHの情報を入手するとともに、前記指向性受信アンテナ6による質問電波2aの傍受時から前記無指向性受信アンテナ7が傍受した応答電波3bに対応する質問電波2bの傍受時までの時間と二次レーダ装置SSR の指向性送受信アンテナ1の回転周期とから、応答電波3bに対応する質問電波2aの発射時の二次レーダ装置SSR の前記指向性送受信アンテナ1の方位角度(θ2 )を算出するとともに、応答電波3bに対応する質問電波2aの発射時から応答電波3bを傍受するまでに要した時間を検出して該電波応答時間より二次レーダサイトから飛行体P1 までの直線距離(A1 )と本装置から飛行体P1 までの直線距離(B1 )との合計距離(A1+B1 )を算出し、さらに、前記算出した方位角度(θ2 )と、本装置と二次レーダ装置との装置間距離(K)と前記入手した飛行体P1 の高さHとから、所要の演算を行なって、二次レーダサイトから飛行体P1 までの水平距離(C1 )と本装置から飛行体P1 までの水平距離(D1 )と本装置からの飛行体P1 の方位角(θ5 )を算出するように構成され、表示装置9は、二次レーダ装置SSR と本装置の位置、飛行体P1 の平面位置、及び飛行体P1 の高さを表示するように構成されていることを特徴とする飛行体の位置確認装置。
IPC (2件):
G01S 13/76 ,  G01S 13/46
FI (2件):
G01S 13/76 ,  G01S 13/46
Fターム (25件):
5J070AA02 ,  5J070AB01 ,  5J070AC03 ,  5J070AC04 ,  5J070AC13 ,  5J070AD01 ,  5J070AD06 ,  5J070AD13 ,  5J070AE04 ,  5J070AF01 ,  5J070AH50 ,  5J070AJ02 ,  5J070AJ13 ,  5J070AK22 ,  5J070AK40 ,  5J070BC02 ,  5J070BC12 ,  5J070BC13 ,  5J070BD03 ,  5J070BF02 ,  5J070BF04 ,  5J070BF05 ,  5J070BG06 ,  5J070BG12 ,  5J070BG28

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