特許
J-GLOBAL ID:200903000241726407

ディスク記憶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-055767
公開番号(公開出願番号):特開平6-267211
出願日: 1993年03月16日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 ヘッド位置決め制御系に作用する外乱を打ち消して、ヘッドを高速・高精度に移動・位置決めすることが可能なディスク記憶装置を提供する。【構成】 外乱を打ち消すための第1の外乱補償信号を駆動回路17の入力信号に加算して補正する第1の補正手段33と、第1の外乱補償信号を記憶し出力する記憶手段30と、補償しきれずに残った外乱を打ち消すための第2の外乱補償信号を位置決め補償信号に加算して補正する第2の補正手段34と、第2の外乱補償信号を推定する推定手段32と、第1の外乱補償信号と第2の外乱補償信号を加算した信号を新たな第1の外乱補償信号として記憶手段30に記憶する外乱補償信号修正部31を設けた。更に、駆動信号を積分する速度推定手段を有する位置決め補償器において、駆動信号に代えて駆動信号から第1の外乱補償信号を減算して補正する第3の補正手段40を設けた。
請求項(抜粋):
円板上に記録された円板の半径方向位置と周方向位置を表わすサーボ信号を読みだすヘッドと、前記サーボ信号から前記ヘッドの位置を表す位置信号を発生する位置検出器と、前記ヘッドが固定されたアクチュエータを駆動する駆動信号を入力信号に応じて出力する駆動回路と、前記位置信号を目標位置に一致させるように位置決め補償信号を演算して前記駆動回路に出力する位置決め補償器とを具備したディスク記憶装置において、前記ヘッドの位置決め制御系に加わる周期的外乱を打ち消す第1の外乱補償信号を前記駆動回路の入力信号に加算して補正する第1の補正手段と、前記第1の外乱補償信号を記憶し、前記位置信号に応じて出力する記憶手段と、前記第1の外乱補償信号で打ち消せずに残った外乱を打ち消す第2の外乱補償信号を前記位置決め補償信号に加算して補正する第2の補正手段と、前記第2の補正手段の出力と前記位置信号の関数として前記第2の外乱補償信号を推定する推定手段と、前記第1の外乱補償信号と前記第2の外乱補償信号を加算した信号を作成し、新たな第1の外乱補償信号として前記位置信号に応じて前記記憶手段に記憶する外乱補償信号修正部とを設けたことを特徴とするディスク記憶装置。
IPC (2件):
G11B 21/10 ,  G11B 21/08

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