特許
J-GLOBAL ID:200903000242119741

使用済状態の精製用触媒の公害防止処理方法および金属の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-285222
公開番号(公開出願番号):特開平7-008808
出願日: 1991年10月30日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【構成】 石油仕込原料の精製用触媒の公害防止処理および金属回収方法であって、前記触媒は、少なくとも1つのアルミナをベースとする担体を有するものであり、失活しており、炭素、VIII族金属、および、バナジウムとVI族金属よりなる群から選ばれる金属を含有し、1) 第1工程において、分子状酸素を含むガスの存在下で、前記触媒を600°Cを超えない温度で焼成し、2) 第2工程において、アルカリ塩基および/またはアルカリ炭酸塩の水溶液の存在下で、触媒金属をリーチィングし、VIII族金属を含む固体と、アルミウム、および、バナジウムとVI族金属を含む濾液とを得る、ことを特徴とする方法。【効果】 本発明の方法によると、加圧下の装置の使用を必要とせず、金属を効率良く、分離回収でき、例えば海中廃棄ができる最終水相を得ることができる。
請求項(抜粋):
石油仕込原料の精製用触媒の公害防止処理方法で、前記触媒は、少なくとも1つの不活性化アルミナをベースとする担体、炭素、VIII族の少なくとも1つの金属(特にニッケル、コバルトおよび鉄)、および、バナジウムとVI族金属(特にモリブデンおよびタングステン)よりなる群から選ばれる少なくとも1つの金属を含有し、次の点を特徴とする方法。1) 第1工程において、分子状酸素を含むガスの存在下で、前記触媒を600°Cを超えない温度で焼成し、2) 第2工程において、アルカリ塩基とアルカリ炭酸塩よりなる群から選ばれる少なくとも1つの物質を含む水溶液の存在下で、触媒の金属リーチィングを実施し、かかるリーチィングにより、特にニッケル、コバルトおよび鉄で形成される前記VIII族の少なくとも1つの金属を含む固体と、アルミウム、および、バナジウムと特にモリブデンとタングステンのVI族金属から選ばれる少なくとも1つの金属を含む濾液とを得ることができること。
IPC (6件):
B01J 38/00 301 ,  B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  C22B 21/00 ,  C22B 34/22 ,  C22B 34/30
FI (3件):
B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 B ,  B09B 3/00 304 L
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭59-056535
  • 特開昭62-102834
  • 特開昭62-258743
全件表示

前のページに戻る