特許
J-GLOBAL ID:200903000246301994

複数チャンネルエコーキャンセル方法、複数チャンネル音声伝送方法、ステレオエコーキャンセラ、ステレオ音声伝送装置および伝達関数演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-179722
公開番号(公開出願番号):特開2003-102085
出願日: 2002年06月20日
公開日(公表日): 2003年04月04日
要約:
【要約】【課題】複数チャンネル音声信号のエコーキャンセル技術において、係数不定性の問題を解決する。【解決手段】ステレオ音声信号をそのままスピーカSP(L),SP(R)から再生する。ステレオ音声信号の和信号および差信号を参照信号として用いて、該参照信号と各マイク収音信号とのクロススペクトル演算に基づき、各スピーカSP(L),SP(R)と各マイクMC(L),MC(R)相互間の4系統の音声伝達系統の伝達関数をそれぞれ求める。該求められた伝達関数を逆フーリエ変換して得られるインパルス応答をフィルタ手段40-1乃至40-4に設定してエコーキャンセル信号を生成して、エコーキャンセルを行う。
請求項(抜粋):
複数個のスピーカと1個あるいは複数個のマイクが配置され、前記各スピーカで再生された相互に相関を有する複数チャンネル音声が前記各マイクで収音される複数系統の音声伝達系統を構成する空間について、前記複数系統の音声伝達系統の個々の伝達関数または該個々の伝達関数を適宜組み合わせた複数の合成伝達関数を推定して該当するフィルタ特性をそれぞれ設定し、前記各スピーカで再生する個々の信号または該個々の信号を適宜組み合わせた複数の合成信号に、前記設定された各対応するフィルタ特性を付与してエコーキャンセル信号をそれぞれ生成し、前記1個あるいは複数個のマイクの個々の収音信号または該個々の収音信号を適宜組み合わせた複数の合成信号から該当するエコーキャンセル信号を差し引くことによりエコーキャンセルを行う方法であって、前記複数チャンネル音声信号を適宜組み合わせた信号に相当する、該複数チャンネル音声信号どうしよりも互いに相関の低い複数の低相関合成信号の組を参照信号として、各音声伝達系統の個々の伝達関数または該個々の伝達関数を適宜組み合わせた複数の合成伝達関数をそれぞれ求め、該当するフィルタ特性を設定する複数チャンネルエコーキャンセル方法。
IPC (3件):
H04R 3/02 ,  H04B 3/23 ,  H04M 3/56
FI (4件):
H04R 3/02 ,  H04B 3/23 ,  H04M 3/56 B ,  H04M 3/56 C
Fターム (10件):
5D020CC06 ,  5K015JA06 ,  5K046AA05 ,  5K046BA06 ,  5K046CC12 ,  5K046HH11 ,  5K046HH41 ,  5K046HH46 ,  5K046HH51 ,  5K046HH79

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